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思いを寄せる [日々の暮らし]

普段何気なく見たり聞いたりしていることも、「他人事」ではなく
「自分事」としてとらえてみると親近感がわきます。
たとえば私の場合、世界のニュースを通訳する際、その国に注目します。
そしてそこに知り合いや友人がいるならば、その人のことを思い描くのです。

たったそれだけのことなのですが、遠く離れた国の話題で
あっても、その人の顔を思い出すだけでそのニュースは
私にとって他人事ではなくなってきます。

近年の例ではイラク、イラン、ケニア、南アフリカや
香港が挙げられます。留学時代に仲良かった友達や、幼少期に
オランダやイギリスの小学校で遊んだクラスメートなどが
います。今では連絡が途絶えてしまっていますが、
イラク情勢が不安定な昨今ではその子のことが気になりますし、
香港の抗議行動の映像を観るたびに、留学中に仲良くしていた彼女は
どうしているだろうと心配になります。

私はFacebookなどのSNSをしていないため、今となっては
連絡をとる手段がありません。でも思いを寄せることで
せめて祈りのような形になればと考えます。

ちなみにニュースだけでなくナンバープレート(車)も同様です。
遠くの地名のプレートを見た際、その県・地域に
親戚や知り合いがいればその人のことを思い出すようにしています。

しばらくご無沙汰していたり、もはや連絡不能の相手であったと
しても、思い出すだけで心がほっこりします。
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