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「メアリー・ベリーの私の大好きなレシピ [日々の暮らし]

The Great British Bake Off(GBBO)という勝ち抜き戦の
ケーキ作り番組にハマっています。BBCでシリーズ化されたもので、
日本ではDLifeというケーブル局で視聴できます。
10数人の出場者が毎回お題に沿って作り、
審判員の決定を受け、一人ずつ脱落。最終的に優勝者が決まる
という内容です。

そのジャッジの一人がMary Berryという料理家です。
1935年生まれで現在84歳。おしゃれで素敵な方です。
13歳の時、ポリオにかかり少し左手が不自由だそうですが、
いつも笑顔を絶やさず、GBBOではもう一人の審判員
Paul Hollywoodと絶妙なコンビで出場者の評定をしています。
ポールがシビアな意見を言ったときは、必ずフォローをして
場を和ませているのも特徴です。

さて、そのMaryのオリジナル番組がこのたび同じくDLifeで
始まりました。「メアリー・ベリーの私の大好きなレシピ
(Mary Berry's Absolute Favourites)」です。

https://dlife.disney.co.jp/program/variety/maryberrysabsolutefavourites.html

調べたところ、10月27日(日)に放映されたのは、
BBCで2015年6月に放送されたエピソード4のようです:

https://www.bbc.co.uk/food/programmes/b05y148d

どのレシピも魅力的だったのですが、それ以上にメアリーの
穏やかな語り口が印象的でした。私は英語で
視聴したのですが、美しいイギリス英語ですので、
英語学習に最適だと思います。

さらにもう一つ、目からうろこだったことが。
「計量」に関してです。

レシピの中でマヨネーズを大さじ6杯入れる際、
メアリーはボウルの中に少しずつ離して入れていました。
このようにしておけば、たとえば途中で玄関の呼び鈴が
鳴ったり、犬が吠えたりしても「あれ?今、何杯目だっけ?」と
ならずに済むからです。

なるほど~~。

私はお米の計量でたまにこんがらがることがあります。
もっともお米の場合、サラサラしていますので、
山型にまとめるのは難しいかもしれませんが、
気持ち「1カップずつの山」を作るだけでも
助かるかもしれませんね。
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NHK「世界へ発信!ニュースで英語術」掲載のお知らせ [掲載]

2019年10月30日放送分の翻訳・解説を担当いたしました。
タイトルは「外国人向け防災メールで誤訳」です。
どうぞよろしくお願いいたします。

https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n191030.html

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ご迷惑? [日々の暮らし]

先日のこと。車を運転中、前の車に目が行きました。
ケアホームの送迎車で、以下の文言が書かれていました。

「送迎中
ご迷惑をおかけしております」

ことばを生業としているからなのでしょう、私はつい
この文言に注目してしまいました。と言いますのも、
「ご迷惑」という一言に違和感を覚えたからです。

確かに後続の車にしてみれば、道路に一時停止中の車というのは
狭い日本であるがゆえに、追い抜くのも大変です。
市街地であればなおさらでしょう。

けれども高齢の方や体が不自由な方にとって、
こうした車は必要なものです。
誰もが社会の一員として生きていることを考えると、
むしろ私なら「ご迷惑」の代わりに以下のような文章に
してみてはと思いました:

「送迎中
ご配慮ありがとうございます」

「お待ちいただき、ありがとうございます」という
ニュアンスを込めてみました。

では英語圏の場合、こうした車はどのように表示しているのでしょうか?
調べてみたのですが、あいにく車のバックを映し出した画像が
今一つ見つかりません。ただ、比較的多かったのは
車いすのステッカーが目立っていたことでした。
後続車にすれば、車いすのシールだけで確かに理解はできそうです。

一方、サーチしている間にこちらのサイトに出会いました:

https://www.motability.co.uk/

こちらは障害者向けの車両や車いすのレンタルや購入に関して
費用を補助する団体です。このようなサービスがあったのですね。
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古典のこと [日々の暮らし]

自分の人生において「やらなくてはいけないなあ」と思いつつ、
先送りにしてきていることがあります。それは
「古典を読むこと」です。東西古の哲学者・文学者たちが
書き残した古典。時代の荒波を経てもなお、生き残っている
数々の名作を読みたいという思いがあるのです。
にも関わらず「読みやすい本」ばかりを手に取ってきたという
罪悪感があります。

古典を読まねば、と思わされていることには理由があります。
それは私がこれまで影響を受けてきた著者たちが
いずれも「古典を読むことの大切さ」をその著書で説いていたからです。
精神科医の神谷美恵子、ジャーナリストの千葉敦子などは
古典を読みなさいと自著で書いています。
ダイジェスト版などではなく、オリジナルで、と。

プラトン、アリストテレス、孔子、孟子、紫式部、
古事記、万葉集などなど、世の中にはたくさんの古典があります。
シェイクスピア、ギリシャ神話、聖書などは私自身、
通訳のクラスで「英語を学ぶならこの3点は必須」と
述べているにも関わらず、当の私が中途半端な状態です。

古典は決してスラスラ読める類のものではありません。
読んでは考え、考えては読むという形をとれば、
1か月はかかるかもしれません。

そうなると、1か月に一冊、1年で読めるのはたった12冊です。
5年であれば60冊です。

人生いつどうなるかわかりませんし、今日を無事に生き終える
という絶対的保証もありません。

やるべきこと、読むべきことを真剣に考えようと思っています。
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実はみんなも同じ [日々の暮らし]

昨日のブログでスポーツクラブに関することを書きました。
今日はその続きです。

あまりにも自分が「痛みのデパート」と化し
レッスンに出られなくなったため、
「周りはみんな溌溂と通い続けているのになあ。
なぜ自分はこんなにガタが来ちゃったのかな?」と
思ったことがありました。

けれどもある日、ジム仲間とそんな話をしていたところ、
「いやいや、実はみんなどこかに痛み抱えているよ。
私も肘が痛いし」と言ってくれたのですね。

確かに別の友達に聞くと、腰や背中が必ずしも
本調子でない、という方がいます。整形外科や鍼灸院に
定期的に通っている人も少なくありません。
要は決して体力万全ではないものの、健康維持のために
自分のペースで運動をしているということなのです。

「ジムに来てる人が、実は案外不健康だったりね」

と言ってくれた友人のことばは、とても私の心に響きました。

そうなのですよね、自分の調子が悪くなると、ついつい
「自分だけこんななのかな?」と悩みかねません。
けれども、みな言わないだけで誰もが何かしら悩みや痛みを
抱えつつ生きているのだと思います。

そのことに気づかせてくれた友達の一言でした。感謝!
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ならば方法を考える [日々の暮らし]

随分前にマラソンにはまっていたことがあります。
近所を1分走るだけでも息切れしていたのが、
何日も続けるうちに楽しさにめざめ、最終的には
ハーフマラソンを完走するまでになりました。
ところが走り過ぎてしまったため、足の付け根を
痛める始末。なかなか治らず、結局のところ、もはや
共存・温存という形でおさまっています。今は
コンクリートのような硬い地面を走ることは
難しいのですが、ジムのフロアリングならOKですので、
スポーツクラブはせっせと通っています。

通訳業というのは体力勝負です。よって、ジム通いも
仕事のうちというのが私の持論です。ただ、私の場合、
熱中するとかなり入れ込んでしまうため、
その疲れがたまったのか、最近はあちこちが痛むように・・・。

たとえば数か月前、とつぜん肩が上がらなくなり、
それと前後してなぜか手のひらがしびれるように。
放送通訳や授業など、声を出す仕事の直後は
首回りがガチガチですし、肩甲骨の周りも凝り固まって
います。

この間など、テニスをしないのに「テニス肘」になり、一方では
靴ずれがマメになって化膿、歩行中痛みを覚えるなどなど。
まあ、よくぞここまであちこち痛むなあと我ながら
おかしくなってしまいました。

ただ、人間の体というのも年を重ねるごとに色々と
ガタが出てくるものであり、こればかりは否定できません。
そうした状況を憂いていても時間がもったいない!
むしろ、今置かれた中で何ができるかを考える方が
次へつながります。

ということで、テニス肘の間は筋トレレッスンはお休み。
今は燃焼系とリラックス系のクラスを満喫しています。
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単語コレクション [英語]

CNNのシフトでは3時間を2名体制で通訳していきます。
前半・後半の30分ずつで分けておこなうのですね。
控室にいるときは、次の番組の準備をしたり、
たった今担当した自分の通訳を録画で聴き直したりします。

一方、セミ同通の番組の場合、
時間節約のために私は録画されている番組を
倍速で再生することがあります。
Media Playerでは再生速度を変える機能があり、
おおよそ1.8倍ぐらいで聴くようにしています。
2倍だとさすがに速すぎるからです。

聞きながらおこなうのは、知らない単語の書き取りです。
その際に役立つのが「スペルの法則」。
「こういう音が聞こえてきたなら、スペルはこんな感じかな?」と
想像しながら書き出すのですね。

たとえば「l(エル)」が一つなのか、それとも二つなのか
ということも、これに含まれます。installやcompel、
compellingなどがそうですよね。また、hygieneのように、
gの後にiが来るのかeなのかなど、音からおおよその
単語を推測できると時短になります。

まだまだ知らない単語がたくさんあり、スタンプラリーのごとく、
どんどんノートに書きためていくのが私にとっては
楽しい作業です。先日書き留めたのはこちら:

disorderly, fathom, rabbit hole, die in a ditch, pelt,
wear thin, backtrack, wane, watershed moment

このような感じです。私の場合、デジタル機器は使わず
もっぱらB5ノートに殴り書きするだけなのですが、
それでもノートが一冊また一冊と貯まっていくにつれ
達成感で満たされます。
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NHK「世界へ発信!ニュースで英語術」掲載のお知らせ [掲載]

2019年10月25日放送分の翻訳・解説を担当いたしました。
タイトルは「台湾総統"一国二制度"を否定」です。
どうぞよろしくお願いいたします。

https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n191025.html

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「すぐ使える英語表現」更新のお知らせ [掲載]

第210回はshake on itというフレーズです。

https://www.hicareer.jp/inter/housou/16454.html

どうぞよろしくお願いいたします。

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「幸せは小刻みに」 [日々の暮らし]

我が家は長年JAFのお世話になっています。
ロードサービスを利用したことはないのですが、
何よりも安心ということで、加入し続けています。

毎月送られてくる冊子「JAF Mate」も楽しみで
せっせと読む方です。11月号には非常に興味深い文章が
出ていました。哲学者・鷲田清一氏のエッセイです。

引用されていたのは、フランクルの「夜と霧」のエピソード。
鷲田氏は、希望を捨てずに日々生き続けるためには、
大きな目標や夢ではなく、むしろ小さな希望を持つ方が良いと
説いています。これを「希望を小刻みにすること」と
表現していました。

確かに、あまりにも壮大な目標や夢を抱いてしまうと、
達成できなかったときのダメージが大きくなってしまいます。
一方、鷲田氏の述べるように、今日のご飯のこととか、
良き書物に出会えたといったささやかなことを
積み重ねる方が、幸せがどんどん増えるように感じられます。

ちなみに先日の私の「小刻みの幸せ」は?

*パプリカが破格だった!
*電車内で5分間「爆睡」できた
*友達からメールが来た
*ネットラジオでお気に入りの曲が流れた

このような感じです。
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