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「すぐ使える英語表現」更新のお知らせ [掲載]

第211回は a watershed moment というフレーズです。

https://www.hicareer.jp/inter/housou/16524.html

どうぞよろしくお願いいたします。

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当意即妙 [日々の暮らし]

幼少期、留学時代およびBBC勤務中に「どう頑張っても
なかなかイギリス人にはかなわない」と思ったことがあります。
具体的には「ユーモアのセンス」です。
ジョークをさりげなく、そしてタイミングよく言うことに
非常に秀でている人が多かったからです。

友達同士に限ったことではありません。
見ず知らずの人と、たとえばエレベーターで一緒に
なったときの世間話。そうした最中でもポロッと
面白いことを言う人がいるのですね。

私の場合、英語は第二言語です。よって

1.まずは相手の言ったことをきちんと日本語に直して理解する
2.それに応じたレスポンスを日本語で組み立てる
3.英訳する

という3段階を踏んでいると思います。
通訳という仕事を長年していても、まだまだそういう思考回路を
していると感じます。よく「英語で考えて英語で話す」と
言われますが、やはり私にとっては母語である日本語で
そのプロセスを経る方が負担が少ないようです。

よって、そうした3段階を踏んでいると、それこそ
あっという間にエレベーターは目的フロアに到着。
反応しようにも"Bye!"となってしまうのです。
「ホントはもっと気の利いたことを言って
一緒に笑いたかったのになあ」と思うことも
少なくありません。

あのユーモアのセンスや当意即妙の受け答えというのは
どこから来ているのでしょう。幼少期からそうした
環境下に置かれていると、鍛えられていくのかも
しれませんね。日本にも日本ならではのそうした
「幼いころから無意識のうちに鍛えられる特技」が
あるはずですので、要は習慣の違いなのでしょう。

とは言え、個人的には「当意即妙の受け答えができること」は
憧れです。これはコミュニケーションの能力にも
通じると考えます。ことばのキャッチボールができれば、
たとえそれが短時間であっても幸せな気分になります。

よって最近は出先でそれを鍛える(?)ようにしています。
たとえばレジでお金を払う時、ヘアサロンへ出かけた時など、
相手が少しでもニコッとしていただけるような
ことばをかけたいと思います。

・・・もっとも日本の場合、あまり派手にやると
「突然声がけされてびっくり!」ということに
なりかねません。塩梅が大切です。
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