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JACI(日本会議通訳者協会)掲載 [掲載]

連載中の「放送通訳の世界」を更新しました。
今月は第14回「トラブル対処法」というタイトルです。

https://www.japan-interpreters.org/news/broadcast-shibahara14/

会員限定コンテンツなのですが、取り急ぎご参考まで。

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安全への認識 [日々の暮らし]

スマートフォンやモバイルPCのおかげで、
いつでもどこでも仕事ができるようになりました。
私も自宅で煮詰まってしまうと、モバイルPCをカバンに入れて
お気に入りのカフェへ赴きます。
場所が変わるとなぜか集中力が出るのです。
不思議ですよね。

モバイルPCも最近は軽量のものがあるようですが、
私のは大きさとキーボードの打ちやすさを重視したため、
重くかさばるタイプです。それゆえに(?)、
カフェ内で化粧室を使う際の中座では、そのままPCを
置いて席を外していました。

が、家族に「それはやめた方が良いよ」と言われる始末。
いくら日本であれ、いくら周囲に「善人風な人々」が
沢山いるのであれ、自分のPCには個人情報だけでなく、
仕事関連のものが大量の入っている以上、そのまま放置して
席を立つのはあまりにもリスクが大きすぎるというのです。

うーん、そう言われてみればそうです。
・・・でも、周囲を見渡してみると、結構そのままにして
中座している人もいるのではと思ってしまいます。

とは言え、失くしてしまっては後の祭りです。
取り返すことすら困難になります。しかもPC内に入っている
様々なデータが流出する恐れを考えれば、たとえ面倒でも
中座の際にはその都度PC本体だけでもカバンに入れて
持ち歩いた方が無難でしょう。

ちなみに今年初めにロンドンへ出かけた時のこと。
LSE近くのカフェで一段落していると、隣に座っていた
男子学生に声をかけられました。「ちょっと席を外すので
このPCを見ていて欲しい」と。

考えてみたら、以前イギリスに暮らしていたときは
こうしてお互いに見知らぬ人に声をかけあって
いたのですよね。私もそのようにしていたことを思い出しました。
もちろん、そのお隣さんが善人であると
信じることが大前提なのですが。

いずれにせよ、自分の物は自分できちんと管理する。
つい甘くなってしまっていた自分の安全認識を反省したのでした。
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好きなことの復活 [日々の暮らし]

4月からの仕事三昧生活が一段落。
それが夏休みの良さだとしみじみ感じます。

今年も気がつけばもう残り数か月なのですよね。
先日のCNNニュースでトランプ大統領が中国への関税を一時
凍結すると発表していました。その理由というのが、「もうすぐ
クリスマスになる。関税があるとアメリカの消費者が影響を受ける」
というものでした。まだ暑いというのに、サンタさん到来も
あと数か月後なのですよね。

さて、この夏に私は改めて自分の「好きなこと」を見つめ直して
みました。と言いますのも、今まであまりにも通訳の勉強や
大量の読書などを最優先してしまい、いつも何やら
ゼーゼーハーハー言っているような(心の中で、ですが)気が
していたからです。このままでは伸び切ったゴムのように
なってしまいそうです。

そこで「自分は今まで何が好きだったのだろう?」と
改めて考えてみました。すると、小さいころの趣味などが
色々と思い出されてきました。

*モノの収集(切手、シール、駅スタンプ、無料の紙地図など)

*地図をながめること(英語で言うところのarmchair travellerで、
地図を見ているだけで旅した気分になれます)

*封筒作り(きれいな包装紙や使用済みの封筒の余白で作成)

*パン作り(ホームベーカリー)

*スポーツクラブのレッスン

思いつくままに書いただけでもこれだけ出てきました。

仕事が多忙になってしまうと、どうしても仕事に直結する
勉強や読書が先に来てしまいます。それはそれで
楽しくおこなっているのですが、やはり人間というのは
どこかで「余裕」や「息抜き」が必要なのでしょう。
私の場合、スポーツクラブに通うのは息抜きでもある反面、
「通訳者に必要なのは体力!」という部分もあるため、
半ば仕事とも言えます。

この夏はそのようなわけで、JRの下車駅で「駅スタンプ」を
押印したり、旅先で紙地図をいただいたりしています。
以前は仕事からの帰路も「次の仕事の準備」と称して
電車の中ではひたすら資料読みをしていましたが、
最近はちょっとお休み。いつも持ち歩くポケット東京地図を
取り出してはぼ―――――っと眺めています。

好きなことが復活しただけで、何だかまたエネルギーが出てきました!
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フォントのこと [英語]

先日、とあるセミナーで英語の文字について学びました。
日本語の場合、明朝体とゴシック体などがありますよね。
英語にはその一方で様々なタイプがあります。
小中学生の初級英語学習者に文字指導をする場合、
実際に書く文字と印刷文字が微妙に異なるだけで
学習者は混乱してしまうのだそうです。
なるほどと思いました。

たとえば小文字の"d"。
フォントの種類によっては縦線の端が少しはねています。
初めて文字を見る学習者にとって、そうしたハネが
ややこしいというわけです。

PCのワードを開き、フォントをクリックしてみると、
大量の種類が出てきます。デザイン的観点からとらえれば
こうした種類はどれも美しいと感じます。
けれども初級学習者にとっては、凝ったデザインであればあるほど、
難しくなります。

随分前に私は韓国語を少しだけかじったことがあります。
ですので、何となくハングルは読めます。けれども
ハングルのフォントが少しデフォルメされていると
まったく解読できません。
おそらくアラビア文字やロシア文字も、同様です。

ところで英語にpenmanshipという言葉があります。
最近は差別語に敏感な世の中。この単語の中のmanは
大丈夫なのでしょうか?

・・・と思い、調べたところ、ワシントン州では
penmanship、freshmanおよびfishermanは性差別だとして
州法で禁止されたそうです。

https://www.stormfront.org/forum/t978201/

やはりそうだったのですね。
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「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]

「通訳者のひよこたちへ」第407回がアップされました。
タイトルは『好きなことを正々堂々と』、
書籍紹介では"The Dictionary of Pub Names"
(Leslie Dunkling, Gordon Wright著、Wordsworth Reference、2001年)を取り上げました。

https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/15997.html

お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

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宮崎旅行記9 [日々の暮らし]

すみません、書き始めたらすでに9日分のブログになっていましたね。
今日が最後ですので、もう少々お付き合いを。

新田原基地から戻り、この日の夜はシーガイア近くにある
「Diningかもめ」というお店へ。洋風居酒屋という雰囲気でした。
こちらも宮崎産のメニューが豊富にあり、堪能しました。

そして翌日、帰京日です。

この日もホテルの朝食はあえてスキップし、
早々と空港へ。ガソリンを満タンにしてレンタカーを返却。
ガソリンは首都圏と比べると高めでした。

チェックイン後はターミナル3階にあるカフェでまたまたブランチ。
滑走路が目の前に広がり、離発着する民間機、そして
その向こうで訓練中の航空大学校・練習機がよく見えます。
練習機の方はタッチアンドゴーを繰り返しているものもあり、
まだちょっとだけ翼がヨタヨタっとしたり、
思わず「頑張って~」と言いたくなります。

宮崎空港の滑走路は東西に長いのですが、風向きによって
離発着の方向は変わるそうです。今回は
往路が海から着陸、復路も海へ離陸でした。
山からの離発着であれば、市街地がもっとよく見えたことでしょう。

というわけで、10日間近く綴った宮崎旅行記は
今日でおしまい。

お読みいただきありがとうございました。

それにしても、日本は広い!
まだまだ素晴らしい場所が沢山あります。
宮崎、お勧めです。
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宮崎旅行記8 [日々の暮らし]

宮崎3日目の午後。まとまった時間がとれるのも
これが最後となりました。

息軒記念館の次に向かったのは、宮崎市から北西に向かった
綾(あや)という場所です。ここは大つり橋で有名です。
私自身は極度の高所恐怖症なのですが、こちらは
「歩行者専用のつり橋としては日本で2番目」なのだとか。
せっかくですので、見に行くことにしました。

この日も幸い快晴。山や田園地帯の光景を堪能しながらの
ドライブです。1時間ほどで到着しました。

駐車場に近づきつつある中、ふと見上げると、つり橋がありました。
すごーーーーく高い場所です。下から見ただけなのに
すでに緊張状態です。

入場料を払い、つり橋を歩き始めたのですが、
やはり開始数メートルにして断念。真下が見えたわけではないのですが、
「怖い~~」スイッチが入ってしまい、それ以上行けませんでしたね。
欧米からと思しき旅行者の女性が、平然とした顔で
向こう側からスタスタ歩いてくる姿が印象的でした。
何にせよ、実物の大つり橋を見られたのは良かったです。
もともと歩道橋でさえコワイと思ってしまうタチですので・・・。

次に向かったのは同じく綾地域にあった「酒泉の杜」という
施設です。酒造りを見学できるところなのですが、あいにく
この日は午前中で見学ツアーはおしまい。ショップをのぞき、
「甘乳蘇(かんにゅうそ)ソフトクリーム」をいただきました。
甘乳蘇そのものは牛乳を煮詰めたもので、写真で見ると
チーズのような固形になっています。ソフトクリームも美味でした。

この後は航空自衛隊新田原(にゅうたばる)基地へ。
ブルーインパルスのエアショーでも有名な場所です。
北東に車を走らせること50分ほど。山の上に基地はありました。

なかなか基地自体が見えてこない中、突然視界が開けると、
何とそこは滑走路の端。F15が2機止まっていました。
しかもエンジン音が聞こえます。わき見運転をするわけには
いかず、停車するのも憚られたため、そのまま
走り続けると、背後から大爆音が!離陸していったようです。
訓練?それともここ数日の北朝鮮のミサイルゆえ?
よくはわからなかったのですが、こちらも見られてよかったです。

大満足してシーガイアへ戻りました。
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宮崎旅行記7 [日々の暮らし]

シーガイアは施設内ですべてをまかなえるぐらい充実しています。
プール、温泉、レストラン、カフェ、ショップ、エステ、ジムなど、
外へ出かけなくても楽しめるのですね。

ただ、私自身、どうも根本的な疲労が抜けていなかったのか、
人が多い場所よりも飫肥のような静けさを求めていたようです。
そこで宮崎3日目も外へ出かけることにしました。

向かったのは車で5分ほどのところにあるカフェ「森の詩季」。
建物が洋館で、前日のうちから気になっていたのです。

カフェ・メニューは実に豊富。しかもボリューム満点で、
まさにブランチとなりました。好物の厚切りトースト・セットを
いただいたのですが、コーヒー用の生クリームは
たっぷり付いてくるし、一口サイズのチョコとビスケットも
添えられているし、東京では考えられない充実度でした。
ちなみにコーヒー用の生クリーム。宮崎では
ガラスの器に氷を入れ、その上に別ガラスに載せた生クリームを
重ねています。溶けるのを防ぐ工夫です。

お腹もいっぱいになり、この日も引き続き「幕末偉人」を
尋ねるドライブへ。向かったのは安井息軒(やすいそっけん)の記念館でした。
宮崎市清武地区にあり、車で20分ほどです。

観光案内所で頂いたパンフレットを読むまで、息軒のことは
知りませんでした。幕末に藩校で教鞭をとったとあります。
弟子の数は2000人。その中には陸奥宗光も含まれます。
1869年には勝海舟が息軒の元を訪ね、明治天皇の個人教授に
なるよう要請したそうです。

館内には息軒の遺品や年表などが沢山ありました。また、展望室もあり、
宮崎市内が見渡せたのも良かったですね。

「一日の計は朝(あした)にあり
一年の計は春にあり
一生の計は少壮の時にあり」

息軒の有名な教えです。

宮崎滞在も残すところあと半日となりました。
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宮崎旅行記6 [日々の暮らし]

ナビ音声の「右折」に安心したのも束の間、
またまた「通行止め」表示がありました。大ショック。

今回は車を止めることができたので、よーく見たところ、
どうやら土砂崩れがあったとのこと。しかも通行禁止期間が
「当面の間」とあります。考えてみれば、数週間前に
宮崎では記録的な雨があったのですよね。
そう言えばCNNのニュースで宮崎の豪雨が取り上げられていたことを
思い出しました。自分で同時通訳をやっていて今頃思い出すとは・・・。

何にせよ、困りました。右折できないとなると、
やはり次の右折に期待して直進するしかありません。
あまりにも遠くまで来てしまったため、今更引き返すのも
何となく悔しいですし・・・。

ところがとうとうこの先には道が無い所にまで
到達してしまいました。あらら。幸い小型車でしたので
おそるおそるUターン。途中で地元の方がいらしたのを
思い出し、そこまで引き返し、窓を開けて道を
尋ねることに。聞けば山崩れがあって、道路は
やはり封鎖中とのこと。残念ながら飫肥まで戻るしか
ないようです。

東京と比べて西に位置する宮崎県は日の入りも少し遅く、
そのおかげで夕方ではあったものの、無事、ふもとまで
戻れました。そして飫肥→日南→鬼の洗濯板→青島→宮崎と
北上できたのでした。ふー。

この日の夕食は宮崎牛で有名な鉄板焼きのミヤチクへ。
通常は予約をしないと入れないそうですが、
平日だったこともあり、すぐに案内されました。

宮崎牛は霜降りステーキで美味。私には完食できないほどの
量でしたが、地元食材をふんだんに使った実においしいお料理でした。

あー、それにしてもよく走った!
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宮崎旅行記5 [日々の暮らし]

最近は運転そのものが好きになってきたこともあり、また、
疲れもだいぶ取れたこともあって、宮崎までの帰路は
行きとは別ルートをと考えました。往路は海沿いの国道を
走ったのですが、帰りは山の中を運転しようと思ったのです。

紙地図を広げてみました。

飫肥から広域農道「黒潮ロード」を北上すると
県道にぶつかり、さらに北を目指すと宮崎自動車道の
田野ICに出られるようです。カーナビでもそのルートが
出てきましたので早速走り始めました。

ところが!

黒潮ロードに入ろうとしたところ、通行止めになっていたのです。
看板が道路の入り口にあり、「通行止め」という文字だけは
見えました。が、後続車がいたため、停車するわけにも
行かず。しかたなくそのまま走り続けると、カーナビが
別ルートを勧めてきました。

「ああ、よかった。」

・・・と思いながら走れども、道幅はどんどん狭くなって
いきます。

「ええ?広域農道の黒潮ルートは、農道とは言え、
かなり幅があるはずなのだけど、その代替ルートは
こんなに狭いの?」

さらに狭くなり、もちろん、センターラインはなくなり、
ごくたま~~に来る対向車とギリギリですれ違ったり
という状況になりました。うーん、どう考えても違うような。

そのうち山の中に入ってしまい、カーナビの電波も
怪しげになってきます。でも仕方なく走ること数十分。

すると突然また道路が広くなり、民家が!!
いや~、大自然も良いのですが、あまりにも
人の気配がないというのも、人間、不安になるものですね。

「よし、ここまで来れば、きっと抜け道があるはず」と
思ったのですが、その集落を過ぎると、またまた
狭~~~い道に。しかも舗装が次第になくなっていきました。

が、しばらくすると「次を右折です」とのナビ音声が!
やった~。これでようやく北上できると思いました。
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