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宮崎旅行記7 [日々の暮らし]

シーガイアは施設内ですべてをまかなえるぐらい充実しています。
プール、温泉、レストラン、カフェ、ショップ、エステ、ジムなど、
外へ出かけなくても楽しめるのですね。

ただ、私自身、どうも根本的な疲労が抜けていなかったのか、
人が多い場所よりも飫肥のような静けさを求めていたようです。
そこで宮崎3日目も外へ出かけることにしました。

向かったのは車で5分ほどのところにあるカフェ「森の詩季」。
建物が洋館で、前日のうちから気になっていたのです。

カフェ・メニューは実に豊富。しかもボリューム満点で、
まさにブランチとなりました。好物の厚切りトースト・セットを
いただいたのですが、コーヒー用の生クリームは
たっぷり付いてくるし、一口サイズのチョコとビスケットも
添えられているし、東京では考えられない充実度でした。
ちなみにコーヒー用の生クリーム。宮崎では
ガラスの器に氷を入れ、その上に別ガラスに載せた生クリームを
重ねています。溶けるのを防ぐ工夫です。

お腹もいっぱいになり、この日も引き続き「幕末偉人」を
尋ねるドライブへ。向かったのは安井息軒(やすいそっけん)の記念館でした。
宮崎市清武地区にあり、車で20分ほどです。

観光案内所で頂いたパンフレットを読むまで、息軒のことは
知りませんでした。幕末に藩校で教鞭をとったとあります。
弟子の数は2000人。その中には陸奥宗光も含まれます。
1869年には勝海舟が息軒の元を訪ね、明治天皇の個人教授に
なるよう要請したそうです。

館内には息軒の遺品や年表などが沢山ありました。また、展望室もあり、
宮崎市内が見渡せたのも良かったですね。

「一日の計は朝(あした)にあり
一年の計は春にあり
一生の計は少壮の時にあり」

息軒の有名な教えです。

宮崎滞在も残すところあと半日となりました。
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