「やめてみた」 [日々の暮らし]
毎号楽しみにしているのが東京メトロの駅構内ラックに
置かれている「メトロポリターナ」というフリーペーパーです。
沿線の特集を始め、グルメや音楽、本の紹介など、
立派な情報誌です。簡単レシピもあり、大いに重宝しています。
中でもお気に入りがファッション・ディレクターの
軍地彩弓(ぐんじさゆみ)さんのエッセイです。
若者の最近の動向などを実に楽しいタッチで
綴っておられ、読むたびに「なるほど~、今の若い人たちって
こういう感じなのね」と感心しています。
9月号のタイトルは「#○○やめてみたの驚くべき効果って?」でした。
コロナになり、多くの人々が生活や生き方を見直し、
やること・やらないことを選別したという内容です。
軍地さん自身も「やめたこと」の一例として
「仕事の会食」を挙げています:
「ご飯はやっぱり好きな人としたいもの。
無理に話題を探すような会食がなくなって、
ちょっと気持ちが楽になりました。
そうなると、会う人は本当に好きな人だけになるので、
苦手な人には自然と会わなくなります。」
今までの日本は同調圧力が強く、周りの意見や目を
気にする風潮が確かにありました。でも、コロナを機会に
見直してみては、と軍地さんは考えています。
また、モノについては、
「捨てることは、自分にとって大切なものを選別すること。
そこで選んだものたちは愛おしくて、
これから長くずっと相棒にしていきたいものたち。」
と述べています。
「長く生きているうちに固まってしまった自分の考え方、
理由なきこだわりやしがらみを捨てる勇気で、
部屋も身も心もずっと身軽になること。
いろいろやめてみると、どんどん新しいものが
入ってきます。」
このように結んでいます。
「新たなる日常」に向けて、きっとこのように
考える人も増えていくのでしょうね。
(「メトロポリターナ」2020年9月号 Vol.211
産経新聞社発行)
置かれている「メトロポリターナ」というフリーペーパーです。
沿線の特集を始め、グルメや音楽、本の紹介など、
立派な情報誌です。簡単レシピもあり、大いに重宝しています。
中でもお気に入りがファッション・ディレクターの
軍地彩弓(ぐんじさゆみ)さんのエッセイです。
若者の最近の動向などを実に楽しいタッチで
綴っておられ、読むたびに「なるほど~、今の若い人たちって
こういう感じなのね」と感心しています。
9月号のタイトルは「#○○やめてみたの驚くべき効果って?」でした。
コロナになり、多くの人々が生活や生き方を見直し、
やること・やらないことを選別したという内容です。
軍地さん自身も「やめたこと」の一例として
「仕事の会食」を挙げています:
「ご飯はやっぱり好きな人としたいもの。
無理に話題を探すような会食がなくなって、
ちょっと気持ちが楽になりました。
そうなると、会う人は本当に好きな人だけになるので、
苦手な人には自然と会わなくなります。」
今までの日本は同調圧力が強く、周りの意見や目を
気にする風潮が確かにありました。でも、コロナを機会に
見直してみては、と軍地さんは考えています。
また、モノについては、
「捨てることは、自分にとって大切なものを選別すること。
そこで選んだものたちは愛おしくて、
これから長くずっと相棒にしていきたいものたち。」
と述べています。
「長く生きているうちに固まってしまった自分の考え方、
理由なきこだわりやしがらみを捨てる勇気で、
部屋も身も心もずっと身軽になること。
いろいろやめてみると、どんどん新しいものが
入ってきます。」
このように結んでいます。
「新たなる日常」に向けて、きっとこのように
考える人も増えていくのでしょうね。
(「メトロポリターナ」2020年9月号 Vol.211
産経新聞社発行)
2020-09-17 00:00
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