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そこからどう進むか? [日々の暮らし]

昨日のブログでは、私自身がやめた3つのことにより、
母娘関係の改善へつなげようとしたことを綴りました。
今日はその最終回です。

長らく試行錯誤していた私は、今振り返ってみても、
随分と自分の心身をないがしろにしてきたと思います。

健康面では体が悲鳴をあげるようなことをしてしまい、
心理面では自分が自分の心を一番いい加減に扱っていました。
本来私にとって生き甲斐となっていたはずの仕事が、
安請け合いでモチベーションを下げてしまうことも
していました。

こうしたことを反省し、やめた結果、ようやく
「自分は自分の人生観で良い」と思えるようになったのです。

昨年ぐらいから、私は以下を意識するようになりました。

まず、食事は、自分が好きなものを正正堂堂と食べようと思いました。
いちいち裏面にしてカロリーを見ては落ち込むことを
やめようと決めたのです(←実はこういう悪癖がありました。せっかく
好きなモノを買っても、ひっくり返してはカロリーを見て
その高さに落ち込み、おいしく食べても食後に罪悪感を抱く、
というパターンを繰り返していたのです)。

ジムも強迫観念的に通うのはやめました。
好きなレッスンを厳選して、楽しいイントラさんのレッスンだけを
受けることにしました。そして何よりも、仲良しの友達と
定期的に再会しておしゃべりして元気を頂いたり楽しみを
分ちあったりすることに力点を移そうと思ったのですね。

仕事も、自分の強みが最大限生かされる業務を優先しようと
決めました。私の場合、通訳業務であれば「放送通訳」が
一番生き甲斐を感じている分野です。指導の方は「通訳」
「メディア関連の英語」などは得意ですので、そうした
依頼であれば受けるようにしました。逆に「英文法」
「英文学」や理論系は不得手ですので、受けないようにしようと
決めました(そもそもそういう依頼は幸いあまり無いのですが)。

このような人生観で歩み始めたところ、
色々と変化が生まれてきました。

まず、体が元気になりました。

もちろん、日々の疲労感は年齢を重ねるほど出やすくなって
来てはいます。でも肉体的疲労が精神面を脅かすことは
なくなりました。さらに、体重が減ったというのも
大きな進展でした。どれほどジムで運動しても減らなかったのに
(まあ、その分、食べていたのですよね、要は)、
若いころの理想体重すら下回りました。

次に、人間関係で進展がありました。

しばらく連絡をとっていなかった大切な友人たちと
再度接点を持てるようになったのもその一つです。
過去に私のことを心から応援してくれた友達と久しぶりに連絡を
取るようになり、そのメール文などからたくさんの元気を
もらえるようになったのです。本当の応援者というのは、
たとえ年月の空白があっても、時空を超えるものなのですよね。

また、新たな出会いもありました。
人間的に尊敬できる方々と出会えたのは、私にとって本当に恩恵でした。
そうした方々も、おそらくはたくさんの辛苦をなめて
苦労されてこられたと思うのですが、そこで腐ることなく、
それどころか前向きに生きておられる様子は私にとって
大いに励みとなっています。人生の先輩として、
一人の人間として私のあこがれ・理想となって下さっていることに
感謝しています。

このような展開があったからなのでしょう。
ずっと悩んでいた母との関係も、私の心がようやく
落ち着いてきました。そして、母の言動も気にならなくなりました。

これは母が相手の時に限ったことではありません。
日々の生活において、たとえ何か理不尽な目に遭って
しまったとしても、以前のように大ダメージを被らずに
済んできたのですね。

そう考えると、まずは自分の心身を大切にして初めて、
様々な自分の課題にも、判断を見誤ることなく、焦って
とんちんかんな言動をとることなく、立ち向かえるような気がしています。
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