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JACI(日本会議通訳者協会)掲載 [掲載]

連載中の「柴原早苗の通訳ライフハックス!」を更新しました。
今月は第7回「疲労回復法」というタイトルです。

https://www.japan-interpreters.org/news/lifehack-shibahara7/

どうぞよろしくお願いいたします!
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「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]

「通訳者のひよこたちへ」第403回がアップされました。
タイトルは『とりあえず動いてみる』、
書籍紹介では「おいしいおはなし 子どもの物語とレシピの本」
(本とごちそう研究室著、グラフィック社、2019年)を取り上げました。

https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/15753.html

お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

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免許維持路線 [日々の暮らし]

先日興味深い本を読みました。
「ふしぎな県境」(西村まさゆき著、中公新書、2018年)です。
日ごろ私たちは「今日、県境を歩いた!」
「市と市の境界線をまたいだ」と意識することは
あまりないでしょう。けれども地図には境界線が描かれています。
その境目への限りなき愛(?)を綴ったのが本書です。

中でも私が興味を抱いたのは、バスの話。
東京都稲城市と神奈川県川崎市の県境付近に
「県境」というバス停があります。その由来について
著者の西村氏は関係者にインタビューをしていました。

そこに出てきたのが「免許維持路線」ということばです。
バス路線というのは、一旦廃止してしまうと、また同一路線を
始めるには複雑な申請手続きがあるそうです。よって
廃止するよりはとりあえず一日一本でも良いので
走らせる方が効率的なのだとか。

確かに我が家の周りにも一日一本しか走らない
バスルートがあります。ずっとそれがナゾだったのですが、
この本を読んでようやくわかりました。

さらにネットで免許維持路線ということばを入力・検索
してみると結構ヒットしました。たとえばこちら:

http://rosen-bus.jugem.jp/

ツイッターでも「#免許維持路線」がありました。

なお、西村さんは日本の県境からさらに視点を外に向けられ、
最近は海外の境界線を歩いておられるそうです。

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首都名当てゲーム [日々の暮らし]

放送通訳をしていると、首都名を知る必要があることを
痛感します。と言いますのも、政治関連のニュースでは
その国の首都が政府そのものを表すからです。
アメリカであればWashington D.C.、フランスならParis
という具合です。

さて、以前もこのブログに書いたのですが、私は
昔から地図を見るのが好きです。「地図ニガテ」な母に代わり、
父の運転を後部座席から地図片手に「人間ナビ」した
幼少期がきっかけです。また、子どもの頃、切手収集を
していたこともあって、その国を地図で探したり
首都名を見つけたりというのが楽しみでした。

放送通訳者になってからも、政治ニュースが出るたびに
首都名はおさえるようにしています。主要国は問題ないのですが、
ふだんあまりニュースにならない国の場合は
むしろ勉強のチャンスととらえています。

日常生活でも、食材パッケージの裏側を見ては
「一人・首都名当てゲーム」をしています。
たとえばコーヒーのパッケージ。
「生産国コロンビア」とあれば、コロンビアの首都はどこか、
また、南米大陸のどのあたりに位置しているかも
想像します。

では、皆さんもせっかくですので、ご一緒にどうぞ・・・!



ハイ、コロンビアの首都はBogota(ボゴタ)、コロンビア自体は
南米大陸の北端にあります。接している隣国は上から時計回りで
パナマ、ベネズエラ、ブラジル、ペルー、エクアドルです。
さらにボゴタ市の地図を見ると、西側にMadridという街が
あります。スペインの植民地であったことがわかります。
ついでに気になったのでコロンビアの漢字表記を
調べたところ、「哥倫比亜」「古倫比亜」とありました。

首都名当てゲームは結構ハマリます。以前、お刺身のタコを
買ったところ、生産国はアフリカのモーリタニア!
首都はNouakchott(ヌアクショット)です。
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Jeff Glor [日々の暮らし]

フリーランスで仕事をしているため、シフトによって
業務場所も異なります。そのうちの一つが
CBS Evening Newsという番組の放送通訳です。
ケーブルテレビで視聴できるTBS Newsというチャンネルで
放送されています。

https://www.tbs.co.jp/cstbsnews/schedules/

放送日は火曜日から土曜日の午前8時半から9時(生放送)、
再放送は同日11時半から12時までです。なお、
土曜日の放送のみ英語音声です。

数年前からキャスターを務めていたのがJeff Glorという
シラキューズ大学出身のジャーナリストです。
いつも笑顔で朗らか、聞きやすい英語で私も
とても安心して同時通訳できました。

シフトに私が入るのは月2回ほど。ところが5月末ぐらいから
「あれ?今日もJeffがいない。またピンチヒッター?」
という日が続きました。おかしいなと思って調べたところ、
何とキャスター交代が決まっていたのです。
正直、ショックでしたね。と言いますのも、本番前に
ジェフがリハーサルしている様子も中継で通訳ブースには
流れてくるのですが、いつ見ても落ち着いていて
スタッフへの配慮などもあり、誠実なお人柄が
感じとれていたからです。

今回はCBS内で色々と人事が変わったようで、ジェフは
CBS This Morning Saturdayという番組に異動していました。
あいにく日本で観ることはできませんが、サイトはありますし、
ご本人はTwitterも持っていますので、引き続き
応援したいと思います。

さらに調べたところ、なんと夫人はフィットネスインストラクター!
Nicoleさんと言い、NikkiFitnessというYou Tubeサイトも
ありました。実にチャーミングな方です。ジェフ同様、
ニッキさんも応援していきたいですね。

https://www.youtube.com/user/NikkiFitness

こちらの動画を見ると体を動かしたくなります!
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巨大アンテナ [日々の暮らし]

以前から古民家カフェが好きで、ネットで探しては
出かけています。先日向かったのは埼玉県加須市にある
カフェでした。高速道路のインターから降り、しばらく
走ると見つかりました。昔の農家の離れを今はカフェにしており、
ホッとするひと時を過ごせましたね。
気になる方は「加須 古民家カフェ 無農薬」で検索
してみてください。

さて、そのお店に向かっていたときのこと。
平野の真ん中に突如巨大アンテナがお目見えしました。
しかも一つではなく、二つあります。
赤と白のデザインで、てっぺんからはまるで
傘の骨のように下まで線が垂れています。

一体何のアンテナなのでしょう?

気になったので調べたところ、こちらでした:

https://www.nhk.or.jp/pr/marukaji/pdf_ver/260.pdf

NHKのラジオ第一・第二放送用のものでした。

なお、NHKにはこうした放送所が全国にあります:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%94%BE%E9%80%81%E9%80%81%E4%BF%A1%E6%89%80%E4%B8%80%E8%A6%A7#南関東

最近はガスタンク・マニアもいるそうですが、
こうしたアンテナ・マニアはどうなのでしょう?

・・・はい、検索したらいらっしゃいました!!
たとえばコチラの方など:

https://blog.goo.ne.jp/tvdx5/e/06178124283301b77580015c2d007727
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NHK「世界へ発信!ニュースで英語術」掲載のお知らせ [掲載]

2019年7月5日放送分の翻訳・解説を担当いたしました。
タイトルは「沖縄戦の"震える少女"名乗り出る」です。
どうぞよろしくお願いいたします。

https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n190705.html

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しっかり [英語]

大学を卒業して間もないころ、親しい友人を亡くしたことが
あります。その時に別の友人からかけられた言葉で私は
本当に救われました。彼女は「しっかりね」と
言ってくれたのです。長い慰めの言葉ではなく、
「しっかりね」という一言がとても印象的でした。

「しっかり」という言葉。色々な意味が
ありますよね。「しっかりしなさい」「しっかり掃除する」
「しっかり持つ」などなどです。
漢字では「確り、聢り」と表記します。
ちなみに英語では、

しっかり持つ hold tight
しっかり掃除する clean up properly
しっかりしなさい Pull yourself together

と訳されます。

さて、この「しっかり」という単語を意外なところで
先日見かけました。なんと、シリアルバーのパッケージです。

スポーツクラブでのこと。スタジオレッスン前に
空腹を覚えたため、エナジーバーを購入。
いつものごとくひっくり返して原材料名などを見ていたら
次のような表記がありました:

「製造所:株式会社きのした 群馬しっかり工場」

ええ?「しっかり工場」?

これは面白い。検索しない手はありません。

https://puffoods.jp/factory/

ありました!!熱い思いが込められているのがわかります。
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チロル~ [日々の暮らし]

最近までG20関連の放送通訳が続きました。
放送通訳の場合、基本的なニュースに加え、
政府要人の記者会見を通訳するケースもあります。
このため、日頃から新聞(紙バージョン!)を
くまなく読んだり、関連書籍を紐解いたりという形で
備えています。昔勉強したトピックが突然出ることも
ありますので、気が抜けません。

そのような緊張する通訳現場における私のささやかな
楽しみ、それは「おやつ」です。小腹を満たす
ちょっとしたスナック菓子、たとえばチョコやクッキーなどを
携えて私は現地入りします。準備中にお腹が空いたとき、
あるいは業務を終えた自分への「お疲れ様」など、
何かスイーツがあると励みになるのですね。

先日私はトランプ大統領・G20単独記者会見を
放送通訳する機会に恵まれました。
その日にあらかじめ買っていったお菓子が
「チロルチョコ」と「ココナッツサブレ」。
いずれもおなじみの商品です。

以前このブログで社名について気になることを
書きましたが、今回もやはり同じ展開となりました。
注目したのはココナッツサブレの製造メーカー・
日清シスコです。

「なぜシスコ?」

この疑問が浮上すると、放っておけなくなるのが
どうやら私の習性のようです。
調べたところ、答えはあっさり見つかりました。

https://faq.nissin.com/faq/faq_detail.html?id=646&category=36&page=1

日清シスコの創業者・播磨伊之助氏が、1949年に
来日プレーした野球チーム、サンフランシスコ=シールズに
大いに感激したのだそうです。そこから「シスコが
社名として付いていったと出ています。

一方の「チロルチョコ」は?

こちらは商品名がそのまま社名・チロルチョコ株式会社に
なっています。ココナッツサブレやガリガリ君、
ブラックサンダーなどの場合は商品名と社名が別です。
チロルチョコはそのままズバリ、です。
由来はこちら:

http://www.tirol-choco.com/secret_005.html

「オーストリア・チロル地方のようにさわやかなイメージを
持ったお菓子でありたい」というのが由来だったのですね。

さらに在留外国人向け英語サイトにはこのような記事も:

https://tokyocheapo.com/shopping-2/tirol-the-20-yen-collectible-chocolate-obsession/

面白い~~~。ということでまたもや仕事がきっかけとなり、
新しいことを知り得て大満足の筆者です。
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「柴原早苗先生のワンランクアップの英語表現」第121回 [掲載]

今回は「口に関連した英語表現」です。

http://blog.issnet.co.jp/?cid=12&PHPSESSID=l7plbgfjv8d4dhi4vb765ohma6

どうぞよろしくお願いいたします。

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