免許維持路線 [日々の暮らし]
先日興味深い本を読みました。
「ふしぎな県境」(西村まさゆき著、中公新書、2018年)です。
日ごろ私たちは「今日、県境を歩いた!」
「市と市の境界線をまたいだ」と意識することは
あまりないでしょう。けれども地図には境界線が描かれています。
その境目への限りなき愛(?)を綴ったのが本書です。
中でも私が興味を抱いたのは、バスの話。
東京都稲城市と神奈川県川崎市の県境付近に
「県境」というバス停があります。その由来について
著者の西村氏は関係者にインタビューをしていました。
そこに出てきたのが「免許維持路線」ということばです。
バス路線というのは、一旦廃止してしまうと、また同一路線を
始めるには複雑な申請手続きがあるそうです。よって
廃止するよりはとりあえず一日一本でも良いので
走らせる方が効率的なのだとか。
確かに我が家の周りにも一日一本しか走らない
バスルートがあります。ずっとそれがナゾだったのですが、
この本を読んでようやくわかりました。
さらにネットで免許維持路線ということばを入力・検索
してみると結構ヒットしました。たとえばこちら:
http://rosen-bus.jugem.jp/
ツイッターでも「#免許維持路線」がありました。
なお、西村さんは日本の県境からさらに視点を外に向けられ、
最近は海外の境界線を歩いておられるそうです。
「ふしぎな県境」(西村まさゆき著、中公新書、2018年)です。
日ごろ私たちは「今日、県境を歩いた!」
「市と市の境界線をまたいだ」と意識することは
あまりないでしょう。けれども地図には境界線が描かれています。
その境目への限りなき愛(?)を綴ったのが本書です。
中でも私が興味を抱いたのは、バスの話。
東京都稲城市と神奈川県川崎市の県境付近に
「県境」というバス停があります。その由来について
著者の西村氏は関係者にインタビューをしていました。
そこに出てきたのが「免許維持路線」ということばです。
バス路線というのは、一旦廃止してしまうと、また同一路線を
始めるには複雑な申請手続きがあるそうです。よって
廃止するよりはとりあえず一日一本でも良いので
走らせる方が効率的なのだとか。
確かに我が家の周りにも一日一本しか走らない
バスルートがあります。ずっとそれがナゾだったのですが、
この本を読んでようやくわかりました。
さらにネットで免許維持路線ということばを入力・検索
してみると結構ヒットしました。たとえばこちら:
http://rosen-bus.jugem.jp/
ツイッターでも「#免許維持路線」がありました。
なお、西村さんは日本の県境からさらに視点を外に向けられ、
最近は海外の境界線を歩いておられるそうです。
2019-07-09 00:00
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