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「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]

「通訳者のひよこたちへ」第391回がアップされました。
タイトルは『「恥ずかしい」と思うこと』、
書籍紹介では「アナログの逆襲:『ポストデジタル経済』へ、
ビジネスや発想はこう変わる」(デイビッド・サックス著、
加藤万里子訳、インターシフト、2018年)を取り上げました。

https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/15085.html

お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

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NHK「世界へ発信!ニュースで英語術」掲載 [掲載]

4月8日放送分の翻訳・解説を担当いたしました。
「ナチス協力の投資会社 被害者支援へ」というニュースです。
お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n190408.html

どうぞよろしくお願いいたします。
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車内案内表示装置 [英語]

電車に乗るとドアの上に画面があります。そこには
広告やニュース、天気予報や列車の運行情報などが
掲載されます。私はその画面を見るのが好きで、よく
眺めています。

先日のこと。遅延情報が流れていました。まずは
日本語で表示され、次に英訳が出てきます。
そこで気づいたことがありました。

かつて「人身事故」はpassenger injuryと訳されていたのですが、
最近になってhuman-related accidentに変わっていたのです。
なぜなのでしょうね。これに気づいた方は他にもいるらしく、
ツイッターでも書かれていました。
ただ、なぜこのように変更されたかについては、グーグルで
検索したものの、今一つ調べきれませんでした。

一方、「人身事故 英訳」と入力したところ、
英会話スクールのサイトがヒットしました。

https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/42327/

海外の地下鉄ではperson under trainやperson on the tracksと
言うそうです。

ところで車内案内表示で気づいたことをもう一点。

丸ノ内線に乗っていた際、駅名・駅ナンバーなどが表示されるの
ですが、なぜかその駅までの「所要時間(分数)」が出ていませんでした。
「今から〇〇分後に着く」という情報は
とても便利なのですが、たまたま表示されていなかった
だけなのでしょうか・・・?
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straw [英語]

昨年、外食産業でプラスチックストローの使用をやめることが
大きな話題となりました。海外で始まった運動です。
最大の理由は「環境に厳しい」というものでした。

ただ、私はこのニュースを見た際、思わず突っ込んで
しまったのですね。と言いますのも、カフェやコンビニ、
スーパーなどにはストローはもとより、プラスチックスプーンや
フタ、マドラーなどがたくさん出回っているからです。
なぜストローだけが悪者になっているのか不思議に
思っていたのでした。

気になったので調べたところ、主な理由として以下の2点があるそうです:

1.他のプラスチック製品に比べ、ストローの使用率は少ない。
よって、まずは頻度の低いストローから廃止する

2.ウミガメの鼻にストローが詰まっていた。その除去映像が
衝撃であった

なるほどと思いました。

ちなみにstrawの語源はstrew(種などをまき散らす)だそうです。
さらに広辞苑で「ストロー」を引くと、
「①麦わら。②飲物を吸い飲むための、麦わら・ビニール製の
細長いくだ。」とありました。これまで「麦わら製のストロー」に
私はお目にかかったことがありません。
画像検索したところ、2008年にMUJIが実施したMUJI AWARD 03で
「麦わらストロー」が金賞を受賞しています。
商品化されたら良いですよね。

https://www.muji.net/award/03/results.html
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大阪メトロ・心斎橋駅 [日々の暮らし]

2月から3月にかけての大阪出張でよく利用したのが地下鉄・大阪メトロです。
新幹線の新大阪駅から街の中心へも出やすく、珍しい地名も多く、
乗るたびにワクワクしていました。

中でもお気に入りとなったのが御堂筋線の心斎橋駅です。
天井を見上げると、シャンデリアのようなライトが灯っています。
しかも、よく見るとごくごくフツーの蛍光灯なのですよね。
それを42本取りつけて一つのシャンデリアとなっています。
実に粋なデザインです。

調べてみたところ、地下鉄心斎橋駅ができたのは昭和9年、1934年です。
戦争も切り抜けてきた、まさに歴史的にも価値のある建物です。

https://gipsypapa.exblog.jp/8168803/

ところが先日のニュースで驚くべき計画を知りました。
何と大阪メトロが駅の改修案を発表していたのです。

https://diamond.jp/articles/-/190728

あまりにも今のデザインとかけ離れているため、一瞬まさかと
思いました。すでに反対署名が2万人も集まったそうです。

古き良きものには歴史的な価値があります。それを一旦
消してしまうと取り戻すことはできません。
ぜひとも市民の声を反映して、美しいデザインが残ってくれればと
願います。

なお、日本在住の外国の方もこの件について執筆しています:

https://blog.gaijinpot.com/people-in-osaka-really-hate-train-station-redesigns/
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憧れの存在 [日々の暮らし]

春と言えば卒業・入学シーズンですね。私は過日の片付けで
長らく使っていたジャケットを断捨離した結果、
子どもの式典に着て行くものがなくなったことが発覚!
急遽、レンタルスーツのお世話になっています。

しかも2月から3月にかけては「要スーツ着用」という仕事が
なぜか立て続けに発生。これまで3回お世話になりました。
加算すればひょっとして購入より高くつくかもしれません。
でもその都度違うデザインのスーツを借りるのは私にとって
楽しみでもあります。クリーニングをする必要もなく、
着払い宅配便で返却すればOK。洋服クローゼットをふさぐ
こともなく、気に入っています。ただ、3月4月は
式典が多いので、レンタル・スーツのショップも
あっという間に先約で埋まってしまいます。
早め早めのレンタルが肝心です。

ところで式典と言えば、日本の場合、証書の受け取り方や
関係者の挨拶・紹介など、一通りの形式がありますよね。
卒業式であれば卒業生代表・在校生代表のことばもあります。
ほとんどが時候の挨拶に始まり、お祝いや思い出などが
述べられます。これも立派な日本の伝統・風習だと思います。

私は中2で日本の公立中学に編入したのですが、中3の
卒業式の際、不思議に感じたことがありました。それは
当日、先生方や生徒などが口にしていた言葉でした。

具体的な文言は忘れてしまったのですが、以下のような
ものです:

「上級生(最高学年)としての自覚」
「1、2年生の手本となるように」
「先輩方の後ろ姿を見て」(在校生の挨拶で)

確かこのようなことばでした。

つまり、この源にあるのは、「上級生=下級生の手本」というものであり、
「下級生=上級生よりも未熟」という考え方に私は
思えたのです。

もちろん、人生経験や体の発育からしても13歳と15歳では
違いはあるでしょう。けれども、この根底にあるのが
儒教的なもの、つまり先輩を敬うという考えなのではと感じました。

ただ、私などあまのじゃく的な考えを持っていましたので、
「うーん、そうは言うけれど、下級生でも立派な
学業成績やスポーツ優勝とかしているし。
先輩イコール偉いとは言えないのでは?」と思っていましたね。
そのようなことを強烈に抱いたため、以来、何かを
見聞してもついつい「ホントかな?」と一歩
引いて考えるようになっています。

ちなみに中2まで過ごしたイギリスの学校でも「先輩後輩」は
ありました。けれども日本ほど顕著ではありませんでした。
唯一、下級生から見ても遠い存在だったのは、
Sixth Formと言われる高校3年生たちでした。

彼女たちだけは私服が許され、下級生と比べて校則も緩かったのです。
生徒会長もこの学年が務めており、生徒総会では先生方の次に
発言が許されていましたから、下級生からすれば
憧れの存在でもありましたね。

何はともあれ、年齢を問わず、自分にとって「憧れの存在」が
あるとモチベーションになると思います。
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JACI(日本会議通訳者協会)掲載 [掲載]

連載中の「柴原早苗の通訳ライフハックス!」を更新しました。
今月は第6回「どうする?ポイントカード」というタイトルです。

https://www.japan-interpreters.org/news/lifehack-shibahara6/

どうぞよろしくお願いいたします。
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モノには名称がある [英語]

歩きながらついつい活字を探してしまうほど、文字に
魅了されています。ことばを生業としているからなのでしょう。
新しい単語に出会うとそれだけでうれしくなります。
片付けコンサルタントのこんまりさんが自らを
「片付けのヘンタイ」と表現なさっていますが、さしずめ私の場合、
「ことばのヘンタイ」なのでしょう。

ということで、先日遭遇したのはコチラ:

「インターロッキング工事中」

このような立て看板があり、その隣では地面を
掘り起こしながら仕事をする作業員の方がいらしたのでした。
よく見ると植え込みの下のレンガを取り換えているようです。

ネットで「インターロッキング」を調べてみると、
「コンクリートを交互にかみ合うような形にして、
レンガ調にした塗装方法」とあります。正式には
「インターロッキングブロック」と言うのだそうです。

http://www.hosou-omakase.com/gallery/gallery-2635-42843.html

開発されたのは1950年代のドイツだとか。
水はけが良く、色の多様性もあることから
景観的にも優れているそうです。しかも業界団体までありました!

https://www.jipea.or.jp/description/

英語ではinterlocking concrete paversと言うそうです。
paverは舗装材料のこと。interlock自体はinter(相互)と
lock(錠前、ロック)が重なった単語です。

それでふと思い出したのが、子どものときに両親と旅行した
オーストリアのInterlakenの街。こちらもinterとlaken(=lake)が
組み合わさった単語です。

道路の舗装と言えばもう一つ。「真空コンクリート」も
よく見かけますよね。道路上に等間隔でドーナツ状の
丸い穴が埋め込まれている、あの道路です。

http://nakayasiki.co.jp/sakan/vacuum.html

どのようなモノにも必ず名称があるのだなあと改めて感じます。
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きっかけはポスター [英語]

先日、運動後にカフェへ出かけました。仕事の合間に
ジムへ行くこともあるので、カフェでお気に入りのコーヒーを
飲むのは私にとってささやかな楽しみです。

窓辺の席に座り、ふと目の前の壁を見上げると、
コーヒー豆のポスターがありました。様々な産地の豆が
イラストで描かれています。素人の私にはどれも同じ色、
同じ形に見えてしまうのですが、専門家の方からすれば
きっとそれぞれ味や形に特徴があるのでしょうね。
コーヒーの世界も奥が深いと思います。

眺めながら自分の知らない単語や表現がありました。
先日私もスマホデビューをしたので、疑問点は
すぐに調べようと思えばネットで検索できます。
けれどもこの日はあえて今まで通り、
手持ちの電子辞書とにらめっこ。
以下のことがわかりました。

*アラビカ=語源はラテン語Arabicusの女性形

*Mocha=イエメン共和国南西部の港町。コーヒー積出港として栄えた

*コクとキレ=英語でコクはbody、キレはsharpness

*Maracaibo=ベネズエラ北西部の港湾都市

ざっとこのような感じです。モカもマラカイボも現在は
それぞれ政情不安な国にあります。かつて栄えたそのような都市が
今どのような状況になっているのでしょう?

コーヒーのポスターを機に、昨今の世界情勢を
あれこれ考えています。
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一日一つ、新しいことを [日々の暮らし]

春になったこともあり、「何か新しいことを」というマインドで
日々を過ごしています。新たな習い事などができればとも
思うのですが、4月は新年度。子どもたちの学校や自分の授業が
「せーの!」で始まります。まずはそちらが落ち着くことが
最優先です。

とはいえ、3月あたりから意識しているのが「新しいことを一日一つ」
というアプローチです。たとえばスーパーで何かを買う際、
いつもとは違うメーカーの物をかごに入れてみたり、
通勤ルートを普段と異なる電車にしてみたりという
具合です。大きなプロジェクトではさすがにエネルギーが
いりますよね。でも日常生活のささやかなことであれば、
ほんの小さな一歩でも新鮮な気分を味わえます。

先日私が試してみたのは、こんなことでした:

*スポーツクラブへの自転車ルートをいつもと違う道に
*見たことのないメーカーのはちみつを購入
*見切り品カゴ(!)の中で発見したお菓子用ココナッツを購入
*AFN(米軍放送)のアプリで、AFN Okinawaを聞いてみた(普段はTokyo)

一日でこの4つをおこなってみました。
ささやかなことなのですが、ワクワクしましたね。
「一つのことを30日続ける」という方法もありますが、
その一方でこうした「一日一つ、新しいことを」
というのもアリだと思います。

・・・あ、申し遅れましたが、3月中旬にようやく&満を持して(?)
スマートフォンを買いました!なのでAFNアプリです。
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