kaleidoscope [英語]
先日、本棚を整理していると万華鏡が出てきました。
子どもたちが幼いころに遊んでいたものです。
懐かしさのあまり、実際に覗いてみました。
驚きました。おもちゃではあるのですが、
実に美しいのです。赤や青、金や銀など色とりどりの
形がどんどん展開していきます。癒されましたね。
ずいぶん前、私は心身ともにくたくたになっていた時期が
ありました。カウンセリングを受けたこともあります。
その時に先生に言われたのは、とにかく美しい物、おいしい物、
楽しいと思えることを日常生活に取り入れるようにという
ことでした。
悩んでいる最中というのは、「そうは言われても、それが
できないから辛いのに」と思ったものでした。
けれども少しずつできることから始めて
自分なりの対処法ができていったように思います。
万華鏡はクルクル回していると、毎回異なる色が
出てきます。そのうつろいは何とも楽しく
再現できないからこその美があります。
日常生活で万華鏡を眺めるのも、ストレス解消に
なるように私は感じます。
ちなみに万華鏡は英語でkaleidoscope。
ギリシャ語から来ており、kal(美しい)とeido(形)、
そしてscope(鏡)が組み合わさったものです。
kaleidoscopeと名付けたのは、発明者である
Sir David Brewster(1781-1868)です。
ブルースターはスコットランドの物理学者で、偏光の研究で
有名です。
一方、日本語の「万華鏡」は「錦眼鏡、百色眼鏡」とも
言うそうです。日本に渡来したのは江戸時代末でした。
ところでkaleidoscopeには「絶えず変化するもの」という意味もあります。
先日Esquireのサイトにはトランプ大統領について
kaleidoscopic reasoningとありました。
https://www.esquire.com/news-politics/a22993440/bob-woodward-donald-trump-book-trade-gary-cohn/
子どもたちが幼いころに遊んでいたものです。
懐かしさのあまり、実際に覗いてみました。
驚きました。おもちゃではあるのですが、
実に美しいのです。赤や青、金や銀など色とりどりの
形がどんどん展開していきます。癒されましたね。
ずいぶん前、私は心身ともにくたくたになっていた時期が
ありました。カウンセリングを受けたこともあります。
その時に先生に言われたのは、とにかく美しい物、おいしい物、
楽しいと思えることを日常生活に取り入れるようにという
ことでした。
悩んでいる最中というのは、「そうは言われても、それが
できないから辛いのに」と思ったものでした。
けれども少しずつできることから始めて
自分なりの対処法ができていったように思います。
万華鏡はクルクル回していると、毎回異なる色が
出てきます。そのうつろいは何とも楽しく
再現できないからこその美があります。
日常生活で万華鏡を眺めるのも、ストレス解消に
なるように私は感じます。
ちなみに万華鏡は英語でkaleidoscope。
ギリシャ語から来ており、kal(美しい)とeido(形)、
そしてscope(鏡)が組み合わさったものです。
kaleidoscopeと名付けたのは、発明者である
Sir David Brewster(1781-1868)です。
ブルースターはスコットランドの物理学者で、偏光の研究で
有名です。
一方、日本語の「万華鏡」は「錦眼鏡、百色眼鏡」とも
言うそうです。日本に渡来したのは江戸時代末でした。
ところでkaleidoscopeには「絶えず変化するもの」という意味もあります。
先日Esquireのサイトにはトランプ大統領について
kaleidoscopic reasoningとありました。
https://www.esquire.com/news-politics/a22993440/bob-woodward-donald-trump-book-trade-gary-cohn/
2018-09-12 00:00
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「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]
「通訳者のひよこたちへ」第364回がアップされました。
タイトルは『仲間と共に』、
書籍紹介では「迷路の秘密図鑑」
(エイドリアン・フィッシャー&ハワード・ロクストン著、
北村孝一訳、青娥書房、2013年)を取り上げました。
https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/13299.html
お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。
タイトルは『仲間と共に』、
書籍紹介では「迷路の秘密図鑑」
(エイドリアン・フィッシャー&ハワード・ロクストン著、
北村孝一訳、青娥書房、2013年)を取り上げました。
https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/13299.html
お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。
2018-09-11 17:41
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通学カバン [日々の暮らし]
2年前に日本の子どもたちの通学カバンが重いことについて
書いたことがあります。
https://sanaeshibahara.blog.so-net.ne.jp/2016-08-02-2
先日、日経新聞を読んでいたところ、「文科省が
通学の荷物を軽くするよう全国の教育委員会に
求めることになった」と出ていました。
記事のよると、1週間のうちランドセルが一番重い日の重量は
何とおよそ6キログラム!私が通販で注文する玄米5キロよりも
重いことになります。子どもにとっては大変です。
ざっと検索したところ、通学カバン問題は日本だけにとどまらず、
イギリスやアメリカ、インドや中国、マレーシアでも議論になっていることが
わかります。グーグルでschool bag weight problemと入れると、
大量にヒットしました。
ところで日本の場合、教科書は無償で提供されますが、
かつて幼少期を過ごしたイギリスの私立学校は、
代々「貸与」されるものでした。表紙をめくると
貸し出し票が貼られており、そこに自分の名前を書くのですね。
何年も前から使われていたことが、過去の記入日からわかります。
ちなみに私が通っていた学校は、
1クラス約30人、一学年2クラスでしたので、
他学年の名前と顔もおおむねわかっていました。
新年度になり、教科書が貸与され、いざ、名前を
記入するときに「わっ!〇〇先輩(←学校一のおてんば娘)が
使っていたのかあ。うーん、書き込みとかないと良いけどなあ」と
子ども心に思ったものでした。ひどいときなど、
数学の教科書には答えが書かれていることもありましたっけ。
今となっては懐かしい思い出です。
書いたことがあります。
https://sanaeshibahara.blog.so-net.ne.jp/2016-08-02-2
先日、日経新聞を読んでいたところ、「文科省が
通学の荷物を軽くするよう全国の教育委員会に
求めることになった」と出ていました。
記事のよると、1週間のうちランドセルが一番重い日の重量は
何とおよそ6キログラム!私が通販で注文する玄米5キロよりも
重いことになります。子どもにとっては大変です。
ざっと検索したところ、通学カバン問題は日本だけにとどまらず、
イギリスやアメリカ、インドや中国、マレーシアでも議論になっていることが
わかります。グーグルでschool bag weight problemと入れると、
大量にヒットしました。
ところで日本の場合、教科書は無償で提供されますが、
かつて幼少期を過ごしたイギリスの私立学校は、
代々「貸与」されるものでした。表紙をめくると
貸し出し票が貼られており、そこに自分の名前を書くのですね。
何年も前から使われていたことが、過去の記入日からわかります。
ちなみに私が通っていた学校は、
1クラス約30人、一学年2クラスでしたので、
他学年の名前と顔もおおむねわかっていました。
新年度になり、教科書が貸与され、いざ、名前を
記入するときに「わっ!〇〇先輩(←学校一のおてんば娘)が
使っていたのかあ。うーん、書き込みとかないと良いけどなあ」と
子ども心に思ったものでした。ひどいときなど、
数学の教科書には答えが書かれていることもありましたっけ。
今となっては懐かしい思い出です。
2018-09-11 00:00
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NHK「世界へ発信!英語術」掲載 [掲載]
9月10日月曜日の翻訳・解説を担当いたしました。
「NYの繁華街にミツバチの大群」というニュースです。
お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。
https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n180910.html
「NYの繁華街にミツバチの大群」というニュースです。
お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。
https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n180910.html
2018-09-10 16:56
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JACI(日本会議通訳者協会)掲載 [掲載]
連載中の「放送通訳の世界」を更新しました。
今月は第7回「世界ニュースから日本を見ると」というタイトルです。
https://www.japan-interpreters.org/news/broadcast-shibahara7/
ご一読いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
今月は第7回「世界ニュースから日本を見ると」というタイトルです。
https://www.japan-interpreters.org/news/broadcast-shibahara7/
ご一読いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
2018-09-10 16:54
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可愛い物で癒される [英語]
放送通訳業務はシフト制で、私の場合、一回当たり3時間が
最長時間です。あまりにも長いとアウトプットの質が落ちてしまう
というエージェント側の配慮のようです。ただ、わずか3時間とはいえ、
本番中は非常に緊張します。自分の声が全国ネットのテレビ上で
流れていることに加え、誤訳をすれば同時通訳の場合、修正が
難しいからです。よって、座り通しの仕事とは言え、
業務が終わるとグッタリします。ただ、私の場合、
ニュースをこよなく愛していますので、疲労困憊ではなく、むしろ
心地よい疲労感です。
ところでくたびれている時に癒されると、「また頑張ろう!」
と思えますよね。私の場合、自然を眺めたり、おいしい物を
食べたり、良い芸術品に触れたりというのが癒しの時間になります。
あとは心が和むようなイラストやマンガも好きですね。
最近凝っているのは、北海道のイメージキャラクターの「キュンちゃん」。
実は先日、日帰りで札幌へ出かけたのですが、帰りの
新千歳空港でキュンちゃん柄の入浴剤を全種類(と言っても
数種類ですが)を購入したほどでした。キュンちゃんはこちら:
http://kyuns-room.visit-hokkaido2.jp/user_data/about_kyuns.php
もう一つのお気に入りは「タヌキとキツネ」というマンガ。
実にほのぼのしています。
http://www.fwinc.co.jp/tanukitsu/
ちなみにfoxをジーニアス英和辞典で引くと、
「人に化けるという連想はないが、ずるがしこいものとされる」と
あります。一方、「タヌキ」は英語でraccoon dogですが、
これは東南アジア産のタヌキを指すのだそうです。
raccoonだけですと「アライグマ」になります。
raccoonの語源は北米先住民族アルゴンキン語族のarahkunから
来ていると研究社「新英和大辞典」に出ていました。
最長時間です。あまりにも長いとアウトプットの質が落ちてしまう
というエージェント側の配慮のようです。ただ、わずか3時間とはいえ、
本番中は非常に緊張します。自分の声が全国ネットのテレビ上で
流れていることに加え、誤訳をすれば同時通訳の場合、修正が
難しいからです。よって、座り通しの仕事とは言え、
業務が終わるとグッタリします。ただ、私の場合、
ニュースをこよなく愛していますので、疲労困憊ではなく、むしろ
心地よい疲労感です。
ところでくたびれている時に癒されると、「また頑張ろう!」
と思えますよね。私の場合、自然を眺めたり、おいしい物を
食べたり、良い芸術品に触れたりというのが癒しの時間になります。
あとは心が和むようなイラストやマンガも好きですね。
最近凝っているのは、北海道のイメージキャラクターの「キュンちゃん」。
実は先日、日帰りで札幌へ出かけたのですが、帰りの
新千歳空港でキュンちゃん柄の入浴剤を全種類(と言っても
数種類ですが)を購入したほどでした。キュンちゃんはこちら:
http://kyuns-room.visit-hokkaido2.jp/user_data/about_kyuns.php
もう一つのお気に入りは「タヌキとキツネ」というマンガ。
実にほのぼのしています。
http://www.fwinc.co.jp/tanukitsu/
ちなみにfoxをジーニアス英和辞典で引くと、
「人に化けるという連想はないが、ずるがしこいものとされる」と
あります。一方、「タヌキ」は英語でraccoon dogですが、
これは東南アジア産のタヌキを指すのだそうです。
raccoonだけですと「アライグマ」になります。
raccoonの語源は北米先住民族アルゴンキン語族のarahkunから
来ていると研究社「新英和大辞典」に出ていました。
2018-09-10 00:00
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運動不足 [日々の暮らし]
先日の日経新聞に興味深い記事を見つけました。
WHO(世界保健機関)が発表した報告です。
それによると、現在、運動不足状態にある人は
世界で14億人だそうです。世界の成人の4人に一人が
運動不足ということになり、糖尿病、心臓疾患、認知症などの
リスクが高まるとしています。
理由として挙げられるのが、長時間労働、交通機関の発達、
スマートフォンの普及などです。記事によれば、
「高所得国での運動不足の割合は、低所得国の2倍以上」
だそうです。
うーん、これは由々しき事態と感じます。
世界では紛争や飢餓、伝染病などが続き、そうした
場所で暮らす人々にとって、先進国で暮らせるだけでも
憧れのことでしょう。ところが当の高所得国の人々は、
別の病に直面しているのです。
過日、岡崎慎司選手の記事に「日々の積み重ね」とありましたが、
運動も同様ですよね。私はエスカレーターやエレベーターは
なるべく使わず、歩数計を身に付け、なるべく歩くように
しています。たとえまとまった時間の運動ができなくても、
毎日の生活の中で体を動かすことは工夫次第と感じています。
(「運動不足 世界で14億人」日本経済新聞2018年9月5日水曜日朝刊)
WHO(世界保健機関)が発表した報告です。
それによると、現在、運動不足状態にある人は
世界で14億人だそうです。世界の成人の4人に一人が
運動不足ということになり、糖尿病、心臓疾患、認知症などの
リスクが高まるとしています。
理由として挙げられるのが、長時間労働、交通機関の発達、
スマートフォンの普及などです。記事によれば、
「高所得国での運動不足の割合は、低所得国の2倍以上」
だそうです。
うーん、これは由々しき事態と感じます。
世界では紛争や飢餓、伝染病などが続き、そうした
場所で暮らす人々にとって、先進国で暮らせるだけでも
憧れのことでしょう。ところが当の高所得国の人々は、
別の病に直面しているのです。
過日、岡崎慎司選手の記事に「日々の積み重ね」とありましたが、
運動も同様ですよね。私はエスカレーターやエレベーターは
なるべく使わず、歩数計を身に付け、なるべく歩くように
しています。たとえまとまった時間の運動ができなくても、
毎日の生活の中で体を動かすことは工夫次第と感じています。
(「運動不足 世界で14億人」日本経済新聞2018年9月5日水曜日朝刊)
2018-09-09 00:00
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岡崎慎司選手のことば [日々の暮らし]
昨日に引き続き、新聞記事からの話題です。
私はアスリートのインタビューや連載記事が好きで、よく
読んでいます。日経新聞は不定期でサッカー日本代表・
岡崎慎司選手の連載を掲載しています。9月5日付の
コラムも読みごたえがありました。
岡崎選手は以下を心がけているそうです:
*新シーズンを迎えるごとに、自分なりのテーマや目標を定める
*体をケアする上で大事なのは、毎日の小さな積み重ね
*加齢とともに体は変化する。よって、「元通り」にするよりも
「新しい身体で戦うことになると覚悟」する
これは通訳の勉強をする上でも大いに参考になります。
*新しい仕事のたびに、自分なりの目標を定めること
*仕事の準備というのは、日々の積み重ねであること
*加齢とともに体力や記憶力が衰えると仮定するならば、
それを嘆くのではなく、今の状態で学び続ける覚悟をすること
このように私は感じています。
芸術家やスポーツ選手のことばには重みがあります。
そうした考え方からどのようにして英語学習や通訳訓練に
応用できるか、私にとっては学びの日々です。
(「岡崎慎司 満身創意」日本経済新聞朝刊2018年9月5日水曜日)
私はアスリートのインタビューや連載記事が好きで、よく
読んでいます。日経新聞は不定期でサッカー日本代表・
岡崎慎司選手の連載を掲載しています。9月5日付の
コラムも読みごたえがありました。
岡崎選手は以下を心がけているそうです:
*新シーズンを迎えるごとに、自分なりのテーマや目標を定める
*体をケアする上で大事なのは、毎日の小さな積み重ね
*加齢とともに体は変化する。よって、「元通り」にするよりも
「新しい身体で戦うことになると覚悟」する
これは通訳の勉強をする上でも大いに参考になります。
*新しい仕事のたびに、自分なりの目標を定めること
*仕事の準備というのは、日々の積み重ねであること
*加齢とともに体力や記憶力が衰えると仮定するならば、
それを嘆くのではなく、今の状態で学び続ける覚悟をすること
このように私は感じています。
芸術家やスポーツ選手のことばには重みがあります。
そうした考え方からどのようにして英語学習や通訳訓練に
応用できるか、私にとっては学びの日々です。
(「岡崎慎司 満身創意」日本経済新聞朝刊2018年9月5日水曜日)
2018-09-08 00:00
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笑顔 [日々の暮らし]
紙新聞をめくっていると、毎日たくさんの記事を目にすることに
なります。仕事柄、国際ニュースや経済面などは丁寧に読むよう
心がけているのですが、それ以外にも偶然読んだ記事に
感銘を受けることがあります。
先日、心に残ったのはプロトレイルランナー・鏑木毅さんの
連載でした。「娘が教えてくれたこと」というタイトルです。
鏑木さんは44歳の時にお嬢さんがお生まれになったそうです。
長いことお子さんのいない生活が続いた中での誕生でした。
子育てにはイレギュラーが伴い、鏑木さんもお子さんの体調不良と
共にご自身もダウンしたり、思うように練習ができず、
歯がゆい思いをされたりしたそうです。けれどもご夫婦との間で、
これだけは守ろうと決めたことがあると綴っておられました。
このように書かれています:
「娘に求める唯一のことは笑顔を絶やさぬことだと決めた。
もともと生まれた時からいつもにこにこしている娘だが、
何はともあれ娘が笑顔でいられるような選択をするのが
ベストだと考えた。将来、どのような道に進んでも
周囲からこの人と一緒に仕事をしたいと思われるには
朗らかな明るい人柄が大切だと感じていたためだ。」
私もこの考えに深く共感します。と言いますのも、
これまで私が仕事を通じてご一緒させていただいた
リーダーの方々は、いずれも笑顔があり、穏やかな方たち
ばかりだったからです。
私の好きな言葉に「和顔愛語」があります。これは
仏教用語で、「穏やかな顔つきと優しい言葉遣い」という意味です。
実はリーダーに必要な能力というのは、強権でもなければ
グイグイ引っ張る力でもありません。むしろ「この人に
付いていきたい」と思わせる人柄だと私は感じます。
鏑木さんが述べるような「笑顔」もその一つだと私は思っています。
(「今日も走ろう」鏑木毅、日本経済新聞夕刊2018年9月5日水曜日)
なります。仕事柄、国際ニュースや経済面などは丁寧に読むよう
心がけているのですが、それ以外にも偶然読んだ記事に
感銘を受けることがあります。
先日、心に残ったのはプロトレイルランナー・鏑木毅さんの
連載でした。「娘が教えてくれたこと」というタイトルです。
鏑木さんは44歳の時にお嬢さんがお生まれになったそうです。
長いことお子さんのいない生活が続いた中での誕生でした。
子育てにはイレギュラーが伴い、鏑木さんもお子さんの体調不良と
共にご自身もダウンしたり、思うように練習ができず、
歯がゆい思いをされたりしたそうです。けれどもご夫婦との間で、
これだけは守ろうと決めたことがあると綴っておられました。
このように書かれています:
「娘に求める唯一のことは笑顔を絶やさぬことだと決めた。
もともと生まれた時からいつもにこにこしている娘だが、
何はともあれ娘が笑顔でいられるような選択をするのが
ベストだと考えた。将来、どのような道に進んでも
周囲からこの人と一緒に仕事をしたいと思われるには
朗らかな明るい人柄が大切だと感じていたためだ。」
私もこの考えに深く共感します。と言いますのも、
これまで私が仕事を通じてご一緒させていただいた
リーダーの方々は、いずれも笑顔があり、穏やかな方たち
ばかりだったからです。
私の好きな言葉に「和顔愛語」があります。これは
仏教用語で、「穏やかな顔つきと優しい言葉遣い」という意味です。
実はリーダーに必要な能力というのは、強権でもなければ
グイグイ引っ張る力でもありません。むしろ「この人に
付いていきたい」と思わせる人柄だと私は感じます。
鏑木さんが述べるような「笑顔」もその一つだと私は思っています。
(「今日も走ろう」鏑木毅、日本経済新聞夕刊2018年9月5日水曜日)
2018-09-07 00:00
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雨の日だからこそ [日々の暮らし]
朝目を覚ましてカーテンを開けたとき、
みなさんはどのように感じますか?
「やった~!晴れてる!」「ええ?朝から雨?
これでまた電車が遅れそう」などなど印象も人それぞれでしょう。
私はかつて雨が苦手でした。最大の理由は、「足の泥はね」です。
歩き方が悪いからなのでしょう。
ベージュのストッキングなどはいた日には
ふくらはぎが水玉模様という感じでしたね。個人的にはひそかに
カルピス柄と呼んでいましたが・・・。
さすがに教訓を得て、雨天時には黒いストッキングや黒パンツ、
あるいはレインシューズを着用するようになりました。
これで苦手項目の第一段階突破です。
次に雨で大変と思うのが「傘」。私はお気に入りの長傘と
晴雨兼用の折り畳み傘を持っています。モノを増やすのが嫌なので、
自分にとってはこの2本だけ。よって無くさないようにかな~り
神経を使います。
外出時に困るのが長傘の置き場です。電車の場合、端の席に
座れればひっかけられますが、そうでない場合、着席時に
長傘をどうするかいつも迷います。さすがにスカート時で
足の間に挟むわけにもいかず、さりとて
膝の外側に置けばお隣さんに迷惑です。しかも、「朝は降っていたのに、
帰り時には晴」となると、邪魔になるのですね。
そこで最近は、よほどの強風・強雨でない限り、折り畳み傘を
使うようになりました。鞄の中に傘専用のビニール袋を入れておけば、
不要になった際、傘ごと畳んでしまえるからです。これでストレス軽減です。
最後にもう一つ雨で困ること。それは「出不精になること」です。
「うーん、雨だし、本当は〇〇へ出かけようと思っていたけれど、
ま、いっか~」と自分なりに言い訳を考えて、家から出ないのですね。
家の中でやることがたくさんあったり、あるいは疲れていたり
というのであれば、これも私にとってはOKです。ただ、たいていの場合、
夕方までグデグデしてしまい、一日の終わりには「今日も不完全燃焼」で
気持ちも下がったままになることが少なくないのです。
よってここ数年は「雨だからこそ出かけよう」と意識しています。
たとえばオフの日に朝から雨の場合、お気に入りのカフェや図書館、
映画館、美術館などへ行くこともあります。雨の日は意外と空いていますし、
そうした場所であれば、知的刺激を受けられるのですよね。
また、平日オフの場合は病院へ行くこともあります。
比較的患者さんも少なく、前々から気になっていた定期健診
(私の場合コンタクトレンズ検診)も済ませられるのです。
患者さんが少ないと、ドクターともいつもよりゆっくり話せます。
良いことづくめです。
というわけで、雨の日も捨てたものではありません。
最近は朝、雨だと「よし、今日は何しよう?」と計画づくりに
気合が入ります。
みなさんはどのように感じますか?
「やった~!晴れてる!」「ええ?朝から雨?
これでまた電車が遅れそう」などなど印象も人それぞれでしょう。
私はかつて雨が苦手でした。最大の理由は、「足の泥はね」です。
歩き方が悪いからなのでしょう。
ベージュのストッキングなどはいた日には
ふくらはぎが水玉模様という感じでしたね。個人的にはひそかに
カルピス柄と呼んでいましたが・・・。
さすがに教訓を得て、雨天時には黒いストッキングや黒パンツ、
あるいはレインシューズを着用するようになりました。
これで苦手項目の第一段階突破です。
次に雨で大変と思うのが「傘」。私はお気に入りの長傘と
晴雨兼用の折り畳み傘を持っています。モノを増やすのが嫌なので、
自分にとってはこの2本だけ。よって無くさないようにかな~り
神経を使います。
外出時に困るのが長傘の置き場です。電車の場合、端の席に
座れればひっかけられますが、そうでない場合、着席時に
長傘をどうするかいつも迷います。さすがにスカート時で
足の間に挟むわけにもいかず、さりとて
膝の外側に置けばお隣さんに迷惑です。しかも、「朝は降っていたのに、
帰り時には晴」となると、邪魔になるのですね。
そこで最近は、よほどの強風・強雨でない限り、折り畳み傘を
使うようになりました。鞄の中に傘専用のビニール袋を入れておけば、
不要になった際、傘ごと畳んでしまえるからです。これでストレス軽減です。
最後にもう一つ雨で困ること。それは「出不精になること」です。
「うーん、雨だし、本当は〇〇へ出かけようと思っていたけれど、
ま、いっか~」と自分なりに言い訳を考えて、家から出ないのですね。
家の中でやることがたくさんあったり、あるいは疲れていたり
というのであれば、これも私にとってはOKです。ただ、たいていの場合、
夕方までグデグデしてしまい、一日の終わりには「今日も不完全燃焼」で
気持ちも下がったままになることが少なくないのです。
よってここ数年は「雨だからこそ出かけよう」と意識しています。
たとえばオフの日に朝から雨の場合、お気に入りのカフェや図書館、
映画館、美術館などへ行くこともあります。雨の日は意外と空いていますし、
そうした場所であれば、知的刺激を受けられるのですよね。
また、平日オフの場合は病院へ行くこともあります。
比較的患者さんも少なく、前々から気になっていた定期健診
(私の場合コンタクトレンズ検診)も済ませられるのです。
患者さんが少ないと、ドクターともいつもよりゆっくり話せます。
良いことづくめです。
というわけで、雨の日も捨てたものではありません。
最近は朝、雨だと「よし、今日は何しよう?」と計画づくりに
気合が入ります。
2018-09-06 00:00
コメント(0)