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「英語教育」2018年10月号掲載のお知らせ [掲載]

大修館書店の「英語教育」2018年10月号
『FORUM』ページに投書が掲載されました。
「働き方改革と小学校英語」というタイトルです。
お時間がございましたら、ご一読いただければ幸いです。
98ページに載っています。


英語教育 2018年 10 月号 [雑誌]

英語教育 2018年 10 月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 大修館書店
  • 発売日: 2018/09/14
  • メディア: 雑誌



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NHK「世界へ発信!英語術」掲載 [掲載]

9月17日月曜日の翻訳・解説を担当いたしました。
「ハリウッド映画の配役に変化の兆しか」というニュースです。
お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n180917.html

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職業病? [仕事]

どの仕事にもそれぞれの特徴があります。
そして、その仕事に携わる人にとっての「こだわりどころ」も
存在します。

たとえば私の場合は語学業ですので、ことば全般に興味が
あります。しかも放送通訳となると、アナウンサーの話し方や
アクセント、立ち方やアイコンタクトも気になります。
一方、文字で書かれたものにも興味があり、商品に記載された
英文などもついつい読んでしまいます。

では他の仕事はどうでしょうか?これまた気になるので、
私は色々とその職業の方に尋ねます。

たとえば行きつけのヘアサロン。担当してくださるスタッフさんに
「道で行き交う人のヘアカラーを見ただけで、
どの色とどの色を混ぜたかわかりますか?」と聞いたところ、
おおむね想像はできるとのこと。

一方、靴関連の仕事をしている人に聞いてみたところ、
街中でつい足元に目が行ってしまうとのことでした。
インテリア関連の友人いわく、家具やフロアリングに
どうしても注目してしまうそうですし、
客室乗務員の方は、同業他社のCAが気になると言います。

これぞ立派な職業病だと私は思います。
「病」と言うとネガティブな雰囲気ですが、私としては
正々堂々と誇れる部分だと思っています。
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黙っていたいとき [日々の暮らし]

最近は何でも通信販売で買えるようになりましたね。
以前は書籍だけだったのが、文具から小物、食料、洋服と
あらゆるものが画面上のクリック一つで手元に配送して
もらえるのです。本当に便利になったと思います。
特にご高齢の方や小さいお子さんのいるご家族、
遠隔地の人にとってこのサービスは画期的です。

けれどもその一方で、人対人のやりとりが薄れつつ
あるように感じます。数年前のこと、某ターミナル駅近くに
出来た商業施設では、店員さんに話しかけてほしくないことを
示すため、ブレスレットの貸し出しサービスが始まりました。
買い物客はそれをはめることにより、あえて店員さんに
話しかけられたくない意思を示すというものです。

そういえば、マッサージ店やヘアサロンなども
初来店時のカルテに「話しかけられたいですか?」という
アンケート項目があります。静かにしたい人、おしゃべりしたい人など
色々な方がいる世の中です。そうした方々への配慮です。

私の場合、疲れていて話したくないときは、丁寧に
その旨をお伝えしています。たとえばマッサージ店やタクシーなどが
そうです。「すみません、今朝早かったので(←実際、早朝シフトで
3時半起き!)寝てしまうかもしれません。もちろん、
何かあれば起こしてくださいね」と正直に言います。
そうすると100%、放っておいてくださいます。

個人的に残念に思うのは、口コミサイトなどで「本当は
しゃべりたくなかったのに話しかけられてウザかった」という
書き込みがあることです。どうしても話したくないなら、
こちらから言うしかありません。それもコミュニケーションだと
私は思うのです。「ごめんなさい、ちょっと疲れているので
(考え事をしたいので)(喉が痛いので)(ぼーっとしたいので)
黙っていても良いですか?」と言う方がストレスはたまりません。

ちなみに私の場合、施術終了後(あるいはタクシーであれば目的地到着後)に
「おかげさまでリラックスできました。ありがとうございます」と
必ず伝えるようにしています。静かな環境を作って下さったことに
感謝すれば、後味も悪くないと思うのですね。

コミュニケーションというのは、お互いのちょっとした努力で
いくらでも変えられると思います。communicateの語源は
ラテン語のcommunicatus(他人と共有した、知らせた)で、
communic-(共有の)と-ate(~にする)が組み合わさった語です。
思いを共有するのも大事なのですよね。
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本気で集中 [英語]

ついこの間、年賀状を送ったと思いきや早くも来年の
年賀状ポスターが店頭で見受けられるようになりました。
月日の速さをしみじみ感じます。大学1年生の時、
同じギターアンサンブル部の先輩が「1年生よりも
2年、3年生になるともっとあっという間だよ」と
言われた事があります。あの日のことさえはっきりと
覚えているのですから、いかに時間の速度が速いかが
わかります。

時間は誰にとっても平等に24時間です。最近私は、
時を無駄にしない最善の方法は、今に集中することなのだと
感じるようになりました。

今までも自分なりに集中を心がけてはいました。
けれども、「うん、確かに今、自分はこの作業を
真剣にやっているよね」と思いつつも、
ふとした瞬間に別のことをぼーっと考えたりしているのです。
そのような時に限って、うっかりミスをしたり、
何かをこぼしたりしていました。

つまり、自分なりの集中度もまだ不十分だったというわけです。

そこで最近は「本気で集中せよ」と自分に言い聞かせています。

たとえばこの文章を入力する時もそうです。
急ぐあまりいい加減にキーボードを打てば結局は訂正せねばならなくなります。
そのたびにバックスペースキーを押し、再入力して
漢字候補を選んでと何重もの手間になるのです。
ならば一つ一つの語を丁寧に入力する、こまめに漢字変換するなど
した方が、少量の労力で済むでしょう。

他にも洗濯物を干す時やお皿洗いの時、掃除機がけの最中など、
少しでも油断すると落としたりぶつけたりしかねません。

「本気で集中」を心がけながら、日々を大事にしたいと思っています。

なお、英語で「集中する」はconcentrateです。
con(完全に)、centr(中心)、-ate(~にさせる)が
組み合わさった語、つまり「中心に集中させる」から来ている単語です。
ちなみにdeconcentrateは「企業カルテルなどを解体する」、
overconcentrateは「過度に集中させる」です。
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視点 [英語]

数週間前、とある雑誌を読んでいたところ、そこに
掲載されていた広告が目に留まりました。
緑茶の広告です。

通常であれば、PETボトル入り緑茶の広告というのは、
和風のセッティングで撮影されていたり、
ボトルそのものが正面からとらえられていたりしますよね。
ところがその広告は、ボトルの真上から撮影した写真が
出ていたのでした。一見、リビングルームのシーリングライトのように
見えました。

メーカーのHPを見たところ、このボトルは最近改良された
そうです。光が入りすぎるとボトル内のお茶も日焼けしてしまう。
ゆえに細かい筋のようなものをボトルの上にデザインすることで
光の侵入を防ぐのだとありました。HPには「お茶の日焼け対策」と出ています。
あいにく件の雑誌広告そのものがネットに見つからなかったのですが・・・。

この広告を機に、モノを「真上からとらえる」というのも
実は面白いのではと思い始めています。以来、色々な物を
上から眺めることに凝っています。

そういえば子どものころ、足を開いて「股のぞき」をしたことがあります。
こうすると地面や空、家やあらゆる景色がひっくり返り、
実に面白いのですよね。

視点を変えて物事を見てみるというのは、こうした新たな
発見があるのだと感じます。

ちなみに「股のぞき」は英語でピッタリの語がありません。
股のぞきについては、2016年に日本の研究者が
イグ・ノーベル賞を受賞しています。

https://www.improbable.com/ig/winners/#ig2016

"Perceived size and Perceived Distance of Targets
Viewed From Between the Legs"とあるので、
そのままの説明ですよね。

あ、でも考えてみれば最近はインスタ映えを意識して
真上からお料理を撮ることもありましたっけ。
そうなると別に真新しいことでもないのでしょうね。
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「放送通訳者直伝!すぐ使える英語表現」更新のお知らせ [掲載]

第183回はeat one's wordsというフレーズです。

https://www.hicareer.jp/inter/housou/13292.html

どうぞよろしくお願いいたします。

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「あれこれ考えるより行動」 [日々の暮らし]

先日、日帰りで札幌へ行ってきました。
大好きな画家・おおば比呂司さんの展覧会を観に行くためです。
かつてKLMに勤めていたころ、おおばさんの絵は
機内誌「ウィンドミル」の表紙を飾っていました。
大学卒業後、KLMに就職した私は貨物部に配属されましたが、
希望は「機内誌の編集」だったのです。

残念ながら広報部へのご縁はなく、結局私も転職・留学を
して通訳者となり、現在にいたるのですが、
KLMやオランダは今なお心の中で温かい思い出となっています。
おおばさんの絵はほのぼのとしており、癒されます。

さて、今回ご紹介するのは、札幌やオランダではなく、
「宮崎」です。実は札幌行きの便を待っていた際、
お隣のゲートに止まっていたのが宮崎行きの飛行機でした。
搭乗口のそばに何やら冊子が置いてあります。
いつものごとく、フリーペーパーは入手する質ですので、
今回もいただいてきました。

表紙はヤシの木と夕暮れ時の赤みがかった青空。
誌名は英語でAOSHIMA BEACH STYLEとあり、
横にはaoshima beach parkと出ています。
「アオシマ・ビーチ・パーク」なるものが
一体どこにあるのか、読むまでは皆目見当がつきませんでした。

本誌をめくると美しいビーチの写真がたくさん出てきます。
日本語が書かれていなければ、どこか海外の
リゾート地を思わせるほどです。私はスマートフォンを持っていないので、
調べるすべもなく、「うーん、一体どこ?」と思いながら
ページをめくっていたのでした。

ヒントになるものは意外なところにあるのですね。
誌面の下の方に「撮影協力 シーガイア・リゾート」とあります。
シーガイアと言えば、授業で日本のカジノ解禁に関する
記事を使った際、出てきました。宮崎県にあります。
なるほど、それで宮崎便の搭乗口にこの冊子があるのだと
ようやく合点がいったのでした。あとで調べたところ、
青島ビーチパークというのは季節限定の施設なのだそうです。
ふー、やっと納得です。

http://www.aoshimabeachpark.com/

冊子の最後には、青島ビーチパークの統括ディレクターである
宮原秀雄さんと、イベントプロデューサーの小橋賢児さんの対談が
ありました。日常と非日常についての話が展開します。
中でも小橋さんの次のことばが印象的でした:

「僕、行動は誰にでも出来る錬金術だって思ってるんです。
あれこれ考えるより行動すれば、時間は掛かっても
その先に必ずその意味が出てくる。目標を立てて何かになろうって
いう人生もあるけれど、その場その場で感じたものを紡いで
未来が出来上がっていく人生もあると思います。」

まずは行動してみる。この一言にとても共感したのでした。

ネットにも同一記事があります:

http://www.aoshimabeachpark.com/interview/
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defense [英語]

通訳者デビューして間もないころ、政府関係の仕事に
携わったことがあります。テーマは「防衛」。
私にとって一番縁遠いトピックでした。けれども
依頼された以上、最大限の努力をするのみです。
当時はインターネットもありませんでしたので、
関係書類を集めるところから始めました。

通訳業務での訪問先は防衛庁(現・防衛省)。
準備段階としてまずは霞が関にある政府刊行物サービス・センターへ
出向きました。防衛白書を入手するためです。
自宅近くの大型書店は心もとなかったため、
政府関連の文書を置いているセンターへ行くのが
一番早いと思われたからでした。

当時の防衛白書のサイズは確かB5ぐらいの小型版でした。
一方、最新版の「防衛白書 平成30年度版」はA4サイズです。
今年度、私は「防衛モニター」をしているため、
白書が先日送られてきたのですが、そのサイズと情報量に
驚いているところです。

件の通訳業務では、日本語と英語の防衛白書を入手し、
左右に並べて見開きでひたすら読み比べました。
時間はかかりましたが、おかげで用語を同時に覚えられ、
本当に助かったことを覚えています。

なお、「防衛」はアメリカ英語でdefense、
イギリス英語はdefenceです。日本の防衛省は
Ministry of Defenseと書き、アメリカ英語です。
一方、厚生労働省はMinistry of Health, Labour and Welfareと
なっており、labourがイギリスのスペルですよね。
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ゲストスピーカーを務めます [英語]

2018年10月7日(日)に獨協大学で開催される
「第53回天野杯英語弁論大会」にてゲストスピーカーを
務めることになりました。

詳しい内容はツイッターでもアップされる予定です。

https://twitter.com/dokkyo_ESS

伝統ある天野杯では関東の大学生たちが熱弁をふるいます。
ぜひ若い学生たちの活躍を見にいらしていただければ嬉しいです。

https://53amanodokkyo.wixsite.com/amanotrophy/new

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