コラム更新のお知らせ [各種連載]
「通訳者のひよこたちへ」第327回がアップされました。
『やりたくないことから』というタイトルです。
書籍紹介では、「廃墟遺産 ARCHIFLOP」(アレッサンドロ・ピアモンティ著、
高沢亜砂代訳、エクスナレッジ、2017年)を取り上げております。
どうぞよろしくお願いいたします!
http://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/327.html
『やりたくないことから』というタイトルです。
書籍紹介では、「廃墟遺産 ARCHIFLOP」(アレッサンドロ・ピアモンティ著、
高沢亜砂代訳、エクスナレッジ、2017年)を取り上げております。
どうぞよろしくお願いいたします!
http://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/327.html
2017-10-16 17:36
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小泉信三「読書論」より(その2) [英語]
「読書論」には読書についてだけでなく、学びそのものに
関する記述もありました。中でも「語学力について」(第三章)が
興味深かったですね。
「言語の味わいは微妙であるから、或る国語を、
他国人がその本国人通り完全に味解し得ないとしても、
その或る部分はその人の罪ではない。」(p40)
たとえ頑張ったとしても、母語でない以上、
他言語を完璧に理解するには限界があります。
理解できなくても、その人の罪ではないというのが興味深いですね。
「要するに私の結論は、外国語は決して恐れてはならぬ。
しかし侮ってはならぬ。深く入るには余程の勉強を要する
という、平凡なことに外ならぬ。」(p40)
最小限の努力で最大限の効果など期待できませんので、
やはり地道に勉強せよ、ということになります。
小泉氏は語学の習得法の一つとして、筆写を勧めています。
ドイツ語の学習において「自分の好きな文章を、
一節なり一章なり、根気よく何度もくり返し筆写」(p40)
したおかげで効果があったと述べています。
また、音読も推奨しています。
こと語学の勉強に関しては、真新しい方法を探したり、「もっと
良いやり方があるはず」など夢見たりせず、
地道に当たり前のことをコツコツやることが、
結局は最大の時短となり、最大の効果を生み出すのでしょう。
関する記述もありました。中でも「語学力について」(第三章)が
興味深かったですね。
「言語の味わいは微妙であるから、或る国語を、
他国人がその本国人通り完全に味解し得ないとしても、
その或る部分はその人の罪ではない。」(p40)
たとえ頑張ったとしても、母語でない以上、
他言語を完璧に理解するには限界があります。
理解できなくても、その人の罪ではないというのが興味深いですね。
「要するに私の結論は、外国語は決して恐れてはならぬ。
しかし侮ってはならぬ。深く入るには余程の勉強を要する
という、平凡なことに外ならぬ。」(p40)
最小限の努力で最大限の効果など期待できませんので、
やはり地道に勉強せよ、ということになります。
小泉氏は語学の習得法の一つとして、筆写を勧めています。
ドイツ語の学習において「自分の好きな文章を、
一節なり一章なり、根気よく何度もくり返し筆写」(p40)
したおかげで効果があったと述べています。
また、音読も推奨しています。
こと語学の勉強に関しては、真新しい方法を探したり、「もっと
良いやり方があるはず」など夢見たりせず、
地道に当たり前のことをコツコツやることが、
結局は最大の時短となり、最大の効果を生み出すのでしょう。
2017-10-16 00:00
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