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なきゃあとでめんどくさい [日々の暮らし]

とある企画でお勧め本を紹介する機会がありました。
私がこれまで影響を受けた本はたくさんあるのですが、
そのうちの一つにヒルティの「幸福論」があります。
岩波文庫から出ており、初版は確か1950年代です。

古典と言われる本は時代を生き延びてきただけあります。
最近の自己啓発本に書かれていることのほとんどが
こうした古典に出ているのですよね。
人間に与えられた「一生」という時間には限りが
あるからこそ、名著に親しみたいと思います。

ヒルティの「幸福論」には生き方や日々の具体的な
過ごし方などが書かれています。そこで度々出てくるのが、
「とにかく今すぐ着手する」というメッセージです。
やらねばいけないことをあれこれ考えあぐねて結局
やらずじまいになるぐらいなら、
サッサと取り組むべしということなのですね。

最近私には「手ゴワイ言葉」があります。
自分の行動を制限してしまい、先延ばしにさせてしまうような
言葉です。これらをできる限り排除しないと
前に進めないなあと思っています。具体的には、

「~しなきゃ」
「あとで」
「めんどくさい」

この3つです。

「○○しなきゃ」というのは、結局そう思いつつも
つい「あとで」になってしまい、さらに時間の
経過と共に「めんどくさい」と化してしまうのですね。
そして手つかずとなり、ますます腰が重くなってしまう
という悪循環になるわけです。

「なきゃあとでめんどくさい」こそ、私にとっては
苦しみの根源です。だからこそ、こうした言葉が
少しでも浮上したら、あまり考えず、むしろ
その場で着手したいと考えています。
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