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コラム更新のお知らせ [各種連載]

「柴原早苗先生のワンランクアップの英語表現」が
アップされました。第100回は民話などを語源とする
フレーズをご紹介しています。

http://blog.issnet.co.jp/?cid=12

ご興味がありましたらご一読いただければ幸いです。
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ことばの重み [日々の暮らし]

CNNニュースでもアメリカと北朝鮮の間の緊張状態が
報道されています。言葉の応酬が続いており、
緊迫した状況を訳すことは、個人的にも苦しいものです。
このまま世界はどうなってしまうのか、本当に平和を
維持できるのだろうか。そのような思いが去来します。

AFN(米軍放送)をラジオで聞いていると、
在日米軍やアジア太平洋で活動を続ける軍の活動が
告知ニュースとして流れます。先日耳にしたのは、
軍事演習に関する内容でした。詳細は聞きそびれたのですが、
軍の関係者が次のように発言していました:

To look every day as the last day of peace.

「毎日を平和最後の日として見る」

非常に重みのあることばです。

人間というのは、とかくfalse sense of securityを
抱きがちです。「自分だけは大丈夫」「日本なら大丈夫」
という、根拠のない安心感です。四方を海に囲まれているから
でしょうか?それとも、現在紛争が起きている世界の各地からは
距離的に離れているからでしょうか?

数年前の大震災のとき、避難するか否かが人々の生死を
分けました。false sense of securityに陥るのではなく、
客観的に、そして大局観的に物事をとらえ、
噂やネット上の意見ではなく自らが考えていかなければならない。

そんな時代に差し掛かっていると私は考えます。
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