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岡崎選手のことば [日々の暮らし]


日経新聞に不定期で連載されている日本代表・
岡崎慎司選手のコラムが好きで、欠かさず読んでいます。
先日のタイトルは「負傷 自分の体と対話」でした。
イングランドのレスターで活躍したのは
もはや数年前。現在はスペインのウエスカで
プレーをしています。

今回の文章は、自分自身のケガと、チーム内における
コミュニケーションについてでした。英語で伝えては
みるものの、なかなかメディカルスタッフや
チームに伝わらなかったというエピソードが
綴られています。

一方、私がとても心を打たれたのは以下の文でした:

「僕は何かが起きてから、それに向き合い、
どうするかを考える『リアクションの人生』を
歩んできた。」

なぜこのことばに惹かれたかと言いますと、私自身が
物事において先読みばかりをしてしまう人生を
歩んできたからです。言うならば、
「リアクションの人生」とは正反対の「勝手に予言の人生」を
進んできたのですね。

先読みももちろん必要なときはあります。

でも、普段から体力を温存して、いざ、事が
生じた時点で必死になって考えれば良い。
そういう人生を自分に許したっていいのだ、と
遅まきながら思い始めています。

岡ちゃんゴロクに感謝です。

(日経新聞2020年11月25日水曜日夕刊)
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