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我慢する?やめとく? [日々の暮らし]

仕事やその他もろもろのことが積み重なり、
疲労困憊になったことがあります。
そのようなときに限って、やるべきことは山積。
台所の流しには汚れたままのお皿が積み重なり、
部屋の床を見れば埃がたまっています。
冷蔵庫を開ければ残り物も殆どナシ。
書斎の机には未開封の郵便物やら、手がけるべき原稿やら
書類やらが散乱しています。

そう、重なるときは重なる。
そういうものなのです。

目の前の「片付けるべきこと」、いわゆるTO DO LISTが
大量にあるときというのは、自分の心にも
余裕がなくなります。ガソリンでいうところの
満杯状態ですので、これ以上注がれても困る
というわけです。

そうした心理状態のとき、さらに突発的な出来事が
生じてしまうと、人は途方に暮れてしまいます。

「なんだって今、このタイミングで?」
「どうして私ばかり?」

このような思いにとらわれてしまうことでしょう。
時期の悪さを恨んだり、その要因となった相手や物事に
非があると思いたくなったりで、心はどんどん
重くなっていくのですよね。

そのような時、どう対応するかは難しいところです。

「とりあえず自分が我慢すれば、丸く収まるよね」
「ここで意見を言ったらきっとケンカになる。
だから言うのはやめよう。それなら相手も傷つかないし」

こういうスタンスをとることもできます。

かつての私はそうでした。

我慢をすると決めたなら、徹底的に、
それこそ変な話、墓場に持っていくぐらいの気概で
耐え抜くことが必要だと思います。自分は決して
そのことについて弱音は吐くまい、絶対に愚痴らない、
というぐらいの強い強い決意が必要です。

さもなければ、どこかで爆発してしまうからです。

火山が何十年何百年とマグマをため込んで、
ある日突然爆発するようなことをいざ自分がしてしまうと、
その矛先となった相手にしてみれば大迷惑です。
それどころか、なぜ、このタイミングで突然
爆発してきたのか、戸惑うばかりでしょう。

「自分さえ我慢すれば」という考えは、
一見「耐え抜く人格者」として美徳にすら思えます。

けれども、永久に忍耐をし続けるという相当の
覚悟がないのであれば、中途半端に我慢をしては
いけないと思うのですね。

自戒の念を込めて、これを書いています。
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