河井寛次郎のことば [日々の暮らし]
コロナになる前、京都に魅了されて月1回ほど通い詰めて
いたことがあります。まだ数か月前のことです。
そのとき、立ち寄ったのが「河井寛次郎記念館」でした。
河井寛次郎は陶芸家。大正から昭和にかけて活躍しました。
http://www.kanjiro.jp/
私はさほど陶芸に詳しいわけではないのですが、
たまたま何かで目にした氏の文章に心を打たれ、
記念館を訪ねてみたのです。
そこで買い求めたのが、名言の書かれたクリアファイルでした。
私の机の前に貼ってあります。クリアファイルには
寛次郎のことばが9つ掲げられています。
朝、目が冷めて机に向かう際、その9つの中のどれかを
目に入れるようにしています。今朝、私の目に留まったのは
次のことばでした:
「助からないと思っても
助かって居る」
とても心に響く文章です。
生きていると、「もうにっちもさっちも行かない」
という状況に陥ることがあると思います。
本当にこのままで先に進めるのかしら?
出口など無いのではないか?
こう思えてしまうことがあります。
でも、寛次郎の言うように、きっとどこかで必ず
「助かって居る」のだと思います。
そして「助かる状態」になる歩みには、
きっと無数の助けがあるのだと思いうのです。
2020-11-15 04:17
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