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手放す基準 [日々の暮らし]


年末が見え始めたこともあり、少しずつ片付けを
進めています。私の場合、思い立つと整理整頓をする
習癖(?)があり、これまでも取り組んできたのですね。

子どもの頃は「うーん、試験勉強したくないなあ」という具合に、
何かに煮詰まると一気に片付けをするというパターンでした。

それは今も続いています。ちなみに大学院生活を
送っていたロンドン時代、論文がなかなか書けずに
片づけに勤しんだことがあります。クラスメートに
その話をしたところ、「わかるわかる!私なんて
家中、吹き掃除をしたのよね。試験や論文があると
家の中がきれいになるという、何だか反比例よねえ」と
言われました。

さて、目下の片付け基準は「使っているか否か」です。

毎日活用しているものは迷わず「残す」部類に入りますが、
悩むのは「確かに使ったことはあるけれど、最近は
ご無沙汰」というアイテムたちです。

たとえばフードプロセッサー。

実は数年前、あまりにも小型すぎたフードプロセッサーが
我が家にはあったのですが、使い勝手が今一つで
あったため、大型のものを買ったのですね。

確かに買った当初は物珍しさもあり、せっせと
使っていました。が、次第にお蔵入りとなったのです。

理由は:

1.大きすぎてキッチンに出しっぱなしにできないので、
しまっている→使うたびに出すのが重い

2.パーツが大きく刃も鋭いため、洗うたびに
ゴム手袋が破れそうで怖い

3.いちいち棚からヨッコラショと出して使う手間より、
包丁で切った方が早い

このような具合です。

でもせっかくそれなりの金額を払って購入したため、
手放すわけにもいかず、という感じになっています。

そこで過日、日付を付箋紙に記入して貼り付けてみました。
その日から数か月たっても使うことがなければ、
もはやフードプロセッサーは我が家において役目を
終えたということになります。その時にもう一度考えてみて
それでも使うのであればキープすれば良し。
そうでなければ手放そうと考えています。

「お金を払って買ったし」という気持ちも確かに
あるのですが、その一方でまったく使っていない
というのであれば、それもそれでスペースがもったいない
と私は思うのですね。

もちろん、この基準は人それぞれでしょう。でも
好きなモノと仲良く共存するのであれば、
本当に使うものだけを厳選していきたいと思っています。
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