消えた時刻表 [日々の暮らし]
先日のこと。とある鉄道会社の路線を利用した際、
ふと気づいたことがありました。以前は駅のホームにあった
時刻表が消えていたのです。お掃除中かなとその時は
思ったのですが、ホームの端まで歩いてみると、
全ての時刻表が取り除かれていました。うーむ。これは
何か理由があるに違いありません。
せっかくなので、降車後、有人改札へ立ち寄り、
駅員さんに聞いてみました。やはりその線では
沿線上の全ての駅で時刻表が撤去されたとのこと。
時刻表は今後、乗車前に券売機の隣で確認してから
乗っていただきたいというのが趣旨なのだそうです。
確かに今の時代、ホームの時刻表をわざわざ眺める人は
減っているのかもしれません。自宅を出る前に
路線検索で時刻表をネットで調べる人が多いわけですし、
移動中も手持ちのスマートフォンで確認できる時代です。
今回の撤去は、その線を管轄する支社が決めたのだそうです。
予算的なものもあるのかもしれません。たとえば
ホームに3か所、パネルがあるとして、
上りと下りそれぞれの時刻表を設置すれば、ひと駅だけで
6枚必要になります。それを駅すべての分に設置している
費用を考えれば、結構な額になるのかもしれません。
撤去したところに広告を入れれば、その分、収入は
増えることになります。
日本の鉄道関連の環境と言えばもう一つ思い出すことがあります。
ずいぶん前にホームや駅構内にあった鏡がほとんど見当たらなく
なったのです。安全上、ゴミ箱もほとんどありません。
もっとも私個人としては、大音量の車内アナウンスと
駅メロディを撤廃・・・とまでは言いませんが、
もう少し耳にやさしい音量にしてくれたらなあと思います。
2018-01-14 00:00
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