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とりあえず取り組む [日々の暮らし]

年末の大掃除、みなさんはいかがでしたか?
ちなみに英語で大掃除をspring cleaningと言います。
アメリカの場合、大々的に掃除をするのは春だと
とある本には書かれていました。季節も良く、
窓を開け放して徹底的に磨き上げるとすっきりしますよね。
寒い季節ではなく、心地よい時期に行うのだと
その書籍には綴られていました。なるほどと思います。

一方、日本の大掃除は昔の煤払いに起源があるようです。
年末に煤払いをして一年分の汚れをそぎ落とし、
すっきりした気持ちで、それこそ儀式のような感じで
神聖な気分になることで新しい年を迎えるのです。
日本ならではの風習だと思います。

私もこれまでは雑誌やテレビなどの大掃除特集を
目にしては、色々取り組もうと張り切っていました。
窓の桟やレンジフードなど、普段手つかずの所を
綺麗にする貴重な機会でもあるからです。

けれども昨年末は少し価値観を変えました。
あまりにも完璧を目指してしまうと、心理的に辛くなって
しまうからです。その代わり、どうしてもきれいにして
おきたいところだけはきちんとやり、それ以外は
目をつぶることにしました。

それよりも痛感したのは、日頃からこまめに掃除を
する大切さです。それさえしてさえいれば、
年末の寒い時期にわざわざせっかく暖まった家を
大解放して寒気を入れる必要もなくなります。
年末に向けて多忙で体調も崩しやすい中、
さらに大変な掃除をすることで風邪を引いてしまえば
それこそ本末転倒です。

大事なのは日常生活において「あ、ここ汚れてる」と
気になったら、決して見て見ぬふりをしないことです。
ティッシュで拭うだけでも良いので、「何かしらアクションを
とる」ことだと思います。「やらなかった自分」は
いつまでたっても後悔が残ります。「とりあえず
何かやった」というだけで、自己肯定感も大幅アップすると
思うのですね(←そう言い聞かせています!)。
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