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ゴミ箱のふた [日々の暮らし]

今回注目するのは「ゴミ箱」。以前読んだ
エッセイスト・松浦弥太郎さんの文章に、
スッキリとした生活を志すためにもゴミ箱は
極力置きたくないといった趣旨のことが
書かれていました。私もモノを増やさないタイプですので、
ゴミ箱も厳選しています。

たとえば書斎の屑入れは、机の下の隙間に
ちょうど入る大きさのものを選びました。
本来はマガジンラックのバスケットなのですが、
ゴミ箱にちょうど良いのですね。ショップなどで頂く
横長の紙袋がぴったり入りますので、気に入っています。
他の部屋も基本的には籐製のものがメインです。

ところで最近気づいたことがあります。それは
出先にある化粧室のくずかごです。お掃除の頻度によりけりというのも
あるのでしょうけれども、ふた付ゴミ箱のあるお手洗いの方が、
何となく小さなごみが床に散らばっている気がするのです。
なぜかと言いますと、ゴミを捨てる人にしてみると、
「ゴミ箱のふたに触れたくない」という思いがあるからだと思うのですね。
触れないようにしてエイッと捨ててはみたものの命中せず床に落ちてしまい、
そのままになっているように見受けられます。
一方、ふたがない大きなゴミ箱のあるお手洗いの場合、
そうした小さなゴミも散らばっていないように思えます。

そのような原則に基づき、我が家の台所のごみ袋も
思い切って大きい45リットル袋をそのまま使うように
してみました。今まではレジ袋に捨てていたものを
まとめて大袋に複数を入れてゴミに出していたのです。
けれどもレジ袋をその都度取り換えるのも手間に思えて
きたのでした。

もちろん、生ごみは臭い防止のためにしっかりと紙で包み、
小さいビニールで厳重に封をしてから捨てます。
この方法を取り始めて以来、台所では料理をしながら
大きな口の45リットル袋にパパッと捨てることができ、
いちいち小さい袋を取り換える時間が省けるようになりました。

そう考えると、自分のライフスタイルに応じてゴミ箱も
「ふた有り無し」「サイズの大小」を改めて振り返ってみるのも
大切なのでしょうね。私としては「なぜ今まで気づかなかったのかしら?」
というぐらいeye-opening incidentでした。
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