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コラム更新のお知らせ [各種連載]

「通訳者のひよこたちへ」第322回がアップされました。
タイトルは『五感を研ぎ澄ませる』です。
書籍紹介では、「写真が語る日本空襲」(工藤・奥住著、
現代史料出版、2008年)を取り上げております。

http://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/

「放送通訳者直伝!すぐ使える英語表現」
第162回では、be supercharged with ... という
フレーズをご紹介しました。

http://www.hicareer.jp/english/housou/162.html

よろしくお願いいたします。
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「尊敬する人」がいる幸せ [日々の暮らし]

英語学習においてはこれまで様々なメソッドが
導入されてきました。文法訳読が良しとされた時代も
ありましたし、「やはり会話力こそが大事」と言われた時期も
見られました。映画を使う・スカイプで海外の先生と会話・
単語をとにかく暗記・シャドーイングなどなど、
名前を挙げればそれこそきりがありません。
何事にも流行というものが存在しますので、
ダイエットやファッション同様、学びの世界でも
何か一つの方法が脚光を浴びるというものなのでしょう。

指導の仕事を続けていると、「どういう方法が
効果的ですか?」「どのようにすれば効率が上がりますか?」
という質問を受けることがあります。
巷にたくさんの方法があふれており、テキスト一冊買うにしても、
つい「星の数」が気になってしまう時代です。
大量の情報にさらされ、ふりまわせれてしまい、
結局身動きとれずに硬直して何もできなくなってしまう。
そのような心境なのかもしれません。

翻って私の場合、何が私を学びに突き動かしてきたかと
言いますと、ひとえに「尊敬できる先生との出会い」が
あったことでした。

「指導法が素晴らしい」「使用教材が楽しい」なども
もちろんなのですが、それ以上に大きかったのが、
「先生の人格」そのものでした。
教壇に立つ先生のお人柄そのものに魅了され、
そのおかげで私はその学習分野を好きになり、
学びを続けることができたのでした。

これは勉強に限ったことではありません。
スポーツクラブのレッスンしかり、趣味の習い事も同様です。

つまり私にとっては、たとえ学校が遠くても、
授業の時間帯が自分の生活スタイルと合わなくても、
尊敬できる先生の指導が受けられれば、それで
とにかく幸せなのですね。

私が好きなタイプの先生のクラスというのは、教室の雰囲気も
和やかです。学習者たちも穏やかな人たちばかりで、
お互いに刺激を与え合えるような空気が漂います。
私にとっては先生はもちろんのこと、そうした仲間たちも
尊敬すべき存在なのですね。おそらく先生のお人柄が
クラスをそのような状況にしていくのでしょう。

「尊敬する人」がいるのは、本当に幸せなことだと思います。
そのような巡り合いが自分の人生にもたらされたことを
ありがたく感じます。
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