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おおば比呂司さんと日めくりカレンダー [日々の暮らし]


我が家には日めくりカレンダーがあります。
もともと私は壁にカレンダーを掲げるのが得手では
なかったのですが、ひょんなきっかけで飾るように
なりました。

数年前のこと。大好きな画家・おおば比呂司さんの個展を
どうしても見たくて、札幌市資料館に日帰りで
出かけたことがあります。おおばさんはオランダが
大好きな方で、KLMの日本語機内誌「ウィンドミル」に
よく寄稿しておられました。青空に雲、そこをまっすぐに
飛ぶKLMの美しい機体、地上の運河や風車などを
描いてくださったのです。その画風が私は大好きでした。

KLMに私が勤めていたのは2年弱でしたが、それ以降も
ずっとおおばさんの絵は好きで、フォローしていたのです。

おおばさんご自身は北海道のご出身。オランダへの
愛が講じて、61歳の時には移住されたほどです。
しかし、1988年、66歳で急逝されました。

資料館を訪ねたのがきっかけで、KLM時代に会合で
お目にかかったことのあるおおばさんの御子息とも
再び連絡をとることができました。ありがたいことに
その後、おおばさんの絵が描かれた日めくりカレンダーを
御子息から頂戴したのですね。

おおばさんの絵はどれもほのぼのしており、
見ているだけで心が本当に和みます。また、
日めくりカレンダーに書かれている世界各国の
格言は、読む者を励ましてくれる名言ばかりでした。

以来、私は毎年、日めくりカレンダーを購入することに
しました。おおばさんがきっかけで、今では毎朝
素晴らしいことばに触れることができています。

コロナで何かと心がざわつく今、古の人々の
ことばがエールを送ってくれています。

おおばさんの記念室はこちら:

http://www.oba-hiroshi.com/index.html

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