度忘れ

今の時代、とにかくログインIDとパスワードを
色々な所で求められますよね。暗記していれば
特に問題はありません。指がキーボード上の文字を
覚えていれば大丈夫でしょう。

でも、なぜか突然、「あれ？なんだったっけ？」と
立ち往生することが私にはあるのです。いつもはちゃんと
入力できていたのに。

うーん、不思議ですよね。

「大文字だったっけ？小文字だったっけ？
数字や記号って入れたっけ？」

このように悩み始めると余計訳が分からなくなります。
何度も間違えてしまうとブロック機能が働きかねませんので、
慎重になる必要があります。現に高校時代に初めて
通帳とカードを手にした時、ATMで「暗証番号をどうぞ」と
表示されてパニックになったことがあるのですね。
焦って口座番号の上4桁を入れてはねられ、
下4桁を入れてもエラーとなり、支店番号＋口座番号の
冒頭1つ目の数字を入れたらアウトとなりました（笑）。
幸い、支店にはまだ銀行員の方がいらしたので
何とかなりましたが、私の方は半泣きでした。

それにしてもなぜ人は度忘れするのでしょう。
調べたところ、日本心理学会のサイトに興味深い
文章がありました：

https://psych.or.jp/interest/ff-26/

確かに「もしすべてのことが忘れられなくなったら、
普通の生活を送ることは難しくなります」というのは
その通りですよね。

日頃の通訳の仕事で私は「一つの業務を終えたら、
単語リストは忘れて良い」と開き直って（？）います。
そうでもしないと頭がパンクしそうな気がするからです。

というわけで「度忘れもご愛敬」ということにしておきましょう。