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タイのFM番組に出演しました [掲載]


タイのGood Morning ASEANに5月7日(金)に出演いたしました。

今月は「エスカレーター乗り方に新ルール」と「飛び級制度」
についてレポートしました。

https://ja-jp.facebook.com/GoodMorningASEAN/videos/1105499759962658/

タイムコードの右側「残り時間」-20:05あたりからのインタビューです。
お時間がありましたらお聞きいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

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河鍋暁斎 [日々の暮らし]


随分前、確かイギリスに留学中だったか仕事を
していたころだったと思います。大英博物館で
Kawanabe Kyosaiという名前を目にしました。
日本語では河鍋暁斎と書きます。
河鍋暁斎は19世紀の日本画家であり、歌川国芳の弟子でした。
画風としては、浮世絵のような感じです。

当時の私は浮世絵と言えば広重ぐらいしか思い浮かばず、
なぜKawanabe Kyosaiが大英博物館で大々的に展示
されていたのかわかりませんでした。けれども、
来場者の数は多かったのですね。
日本人の知り合いに尋ねても、やはり私同様、
その人名は初耳という反応でした。

それで思い出したことがあります。オックスフォード大学事務所の
仕事をしていたときのこと。学内の博物館を訪ねた際、
日本のnetsukeがあったのですね。根付のことです。
根付とは、江戸時代の留め具のことで、巾着や印籠などの
紐にくくられていました。今でいうなら携帯ストラップ
という感じでしょう。素材は象牙や堅い木でできています。

この根付についても、私自身それまで知りませんでした。でも
海外では高く評価されていたことをそのとき初めて
教えられたのですね。

こうして考えてみると、国内での評価より海外での
評判が高く、それが逆輸入のような形でまた
日本で見直される、というケースがあると思います。
日本文化の知られざる一面を改めて学ぶという意味では
素晴らしい機会です。

なお、埼玉県蕨市には河鍋暁斎記念美術館があります。
曾孫であられる河鍋楠美氏が自宅を改造して開館したものです。
学芸員さんにお話を伺ったところ、海外からの来館者が
コロナ前はとても多かったのだそうです。

興味のある方はこちらをどうぞ:

http://kyosai-museum.jp/hp/top_page.htm

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