1年後

4月始まりの手帳を愛用し始めてから
早10年以上が経っています。その間に何度か
別の手帳に変えようと思ったこともありました。
でもやはり使い慣れているメーカーの同じ型番のものが
結局一番自分には使いやすかったのですね。
よって、ここ数年は浮気せずに使い続けています。

5月に入り、この新しい手帳も利用開始から1か月が
経ちました。改めて昨年の手帳を読み直してみると、
一年間があっという間であったことを感じます。

昨年の今頃は緊急事態宣言が出され、街の中からは
人の気配が無くなりました。私はGW中も仕事を
していたのですが、帰りの電車内では車両の中が
私一人だけ、ということもありました。

あれから365日が経ち、状況は改善どころか、
かえって厳しい事態となっています。去年の春には
「1年後はきっと収まっているはず」と
口にしていたのが、その正反対なのですよね。
せめて来年こそは好転していることを願うばかりです。

こうして考えてみると、世の中には「絶対」ということは
無いのだなと感じます。もちろん、悲観し過ぎては
気持ちが暗くなってしまいますが、その一方で
物事を当たり前と思い過ぎてしまうと、実は
そうではないこともあるのですよね。

月並みですが、こうして日々を送れることに
感謝したいと思います。