時間はあっという間

つい先日、週末恒例の水回りお掃除をしたかと思いきや、
今日はもう土曜日。何やら年々、時間の経過が超速に
なっているような気がします。

時間の感じ方というのは面白いですよね。
信号待ちをしていたり、ファイルのアップロードをしていたり
というときは遅く感じられるのに、LINEやネットサーフィンなどを
していると、がぜん速く思えます。

小学校の時に暮らしていたイギリスでは、とにかく
一日が長くて仕方がなく、とても憂鬱でした。
授業が朝、始まってもなかなか一日の終わりにならないのです。
これは私自身が英語を全く理解せぬまま現地校に
放り込まれたことが大きかったのでしょう。

ちなみに通訳現場ではどうかと言いますと、
たとえばCNNのような3時間シフトの場合、
終わってみると「あ～、今日もあっという間にシフト終了！」
と思えることが私の場合はほとんどです。

でも、実際にブースでヘッドホンをして通訳をしている際、
訳出に詰まってしまうと、ほんの1，2秒のことが
とてつもなく長ーく感じられるのですよね。
「わあ、どうしよう！何か訳語を言わないと、これでは
放送事故になってしまう～～～」という具合。
実際は数秒あるかないかの長さなのですが。

ところで時間を表す英語はtimeですが、
大文字でTIMEと表記すると、あの英語雑誌TIMEが私の中では
思い出されます。一方、THE TIMESとなればイギリスの新聞。
"Time"と厳粛に（？）ことばにされると、
テニス全英オープンの審判の声が聞こえてきそうです。

なお、Father Timeは「時の翁（おきな）」のことですが、
電子辞書の「新英和辞典」でイラストを見ると、
なかなかの存在感です。