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「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]

「通訳者のひよこたちへ」第462回がアップされました。
タイトルは「幸せのためにもやりすごす」、
書籍紹介は「総理通訳の外国語勉強法」
(中川浩一著、講談社現代新書、2020年)を取り上げています。

https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/19225.html

お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

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フィードバック [仕事]

通訳の仕事を長年続けていると、次第に「自分の型」ができてきます。
同時通訳であれば、声の出し方や間(ま)の取り方、
抑揚の付け方や言葉の選び方、という具合。
自分なりのスタイルができてくるのですね。

一方、自分の担当授業も同様です。
「このタイミングでこういう話をしよう」
「ここであの活動を入れてみよう」という感じで進めていくのですね。

私の場合、まだまだ試行錯誤が続いてはいるのですが、
それでもある程度の年数を続けていると、
定番が構築されます。それはそれで自分にとっては安心です。

けれども、「このままでは停滞しかねない」とも危惧しています。

自分の型が心地よくなりすぎると、それ以外の工夫や
冒険をしなくなってしまうからです。

そのような際に私にとって参考になるのは、
アンケートやフィードバック、コメントなどです。
もちろん、私も一人の人間ですので、肯定的なご意見というのは
大いに励みになります。逆に、要改善点を指摘されると、
文言によっては「うーん」と思ってしまうこともあります。

でも、大事なのは頂いたご意見の中で、自分自身の
改善につながることであれば、謙虚に受け止めて
次に反映させることなのですよね。

このことは、通訳者デビューをしたころ、特に感じました。
お客様やエージェントからのご意見というのは
自分の実力を挙げていく上で、本当に助かったのですね。

これからも自分のパフォーマンスを客観的に見つめ、
工夫と改善を続けていきたいと思っています。
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