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「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]

「通訳者のひよこたちへ」第464回がアップされました。
タイトルは「やらないことを決める」、
書籍紹介は「ハーバードの人生を変える授業」
(タル・ベン・シャハー著、成瀬まゆみ訳、だいわ文庫、2015年)
を取り上げています。

https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/19331.html

お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

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変化を楽しむ [日々の暮らし]

今月も嬉しく手に入れた東京メトロのフリーペーパー
「メトロポリターナ」。応援している元新橋芸者・
千代里(ちより)さんのエッセイもすでに第59回目と
なっています。

今月のテーマは「学び続けること」。
かつて千代里さんがお世話になった、80歳過ぎの
お姉さんのことを振り返っておられます。

芸者さんの世界では大ベテランになると、
身の回りをお世話してくれるお手伝いさんがつく
のだそうです。ところがそのお姉さんのお手伝いさんは、
高齢を理由に辞めてしまわれたとのこと。
それを機に、お姉さんは自分の家事をその齢にして
初めて自分でするようになったのだそうです。

たとえばお洗濯やお料理などがその一例でした。

でもそのお姉さんはめげることなく、むしろ
楽しみながら一つ一つチャレンジしておられたそうです。

「洗濯も料理もできない自分に[×]をつけるのではなく、
『いまの自分に何ができて何ができないかを把握して、
自分のペースで挑戦する。できるようになったことも、
まだ出来ないことも含めて楽しむ』という道を選んだ」

このようにされていたと千代里さんは綴っています。

ちなみに私も家事においては不得手があります。
たとえばお料理などはその最たる例です。
美味しいものを頂くことは好きですが、
手の込んだお料理を作ったり、時間をかけて下ごしらえから
始めたり、ということが苦手なのですね。
せっかちな性格ゆえなのか、それ以上に通訳の勉強を
している方が楽しいと思うからなのか、色々と
要因はあるのかもしれません。

よって、私がお料理を作ると、なぜか味がイマイチ
ということも少なくないのですね。

でも、だからと言って「できない自分」を否定しては
先に進めません。要は英語学習や通訳同様、
数をこなして練習あるのみ、なのです。

「ほかの人がとっくに知っていようとも、それは自分の
成長とは関係ない。自分がそれを知り、それによって
どう変化するのかが大事」と千代里さんは述べています。

変化を楽しむこと。

最初のうちは思った通りにいかず、気持ちがへこむかも
しれません。でも、続けていれば変わっていくのですよね。

その「変化」を「自分の成長」ととらえて、私も
前に歩みたいと思っています。

(「メトロポリターナ」2020年10月号)
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