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フィル・コリンズ [日々の暮らし]

1980年代から90年代にかけて大ヒットを打ち出し続けたイギリスの
アーティスト、Phil Collins。かつてGenesisというバンドで、そして
ソロになってからも素晴らしい曲を出していました。
銀行強盗を描いた"Buster"という映画では主演をつとめています。

当時私はフィル・コリンズの大ファンで、特にGenesisの
"Turn it on again"などは夢中になって聴いていました。

https://www.youtube.com/watch?v=2B1ub5g5L0k

うーん、今見ると画像の粗さやヘアスタイルが時代を
感じさせますが、メロディが良いですねえ。
ちなみにフィル・コリンズはボーカルもドラムもできます。

さて、そのような感じで追いかけていたアーティスト
ではあるのですが、時の流れと共に、そして私の忙しさに
かまけて、あまり聴かなくなってしまいました。

けれども先日のこと。再び遭遇することができたのです。

きっかけは、Amazon Primeでした。

私は数か月前にプライム会員になったのですが、
「当日発送」ぐらいの恩恵しか知らなかったのですね。
けれども友人がプライムの得点の一つにアプリが
あることを教えてくれて、早速自分のスマートフォンに
ダウンロードしたのでした。そしてPhil Collinsの曲に
久し振りに再会できたのです。

その日、私は色々な課題を抱えて煮詰まっていました。

家にいても先が見えないなあと思えてしまい、
行きつけのカフェへ出かけたのですね。そこで
お気に入りの一杯を飲みながら、「あ、そうだ、
プライム会員の音楽を聴いてみよう」と思ったのです。

そこでたまたま流れてきたのが、Phil Collinsの
"Something happened on the way to heaven"という曲でした。

この曲がお目見えしたのは、1989年にリリースされた
フィルの"But Seriously"というアルバムでした。
まだ日本はバブルの最中でした。個人的にはとても
ノリの良い曲だと思うのですが、意外にも本国イギリスでの
最高位は15位、アメリカでは4位。唯一トップに輝いたのは
カナダだけだったのですね。

本当に久々にこのメロディに再会した私は、
カフェで歌詞にひたすら耳を傾けました。
内容は「別れた彼女とよりを戻したい」という内容です。

でも私はこの歌詞を「自分」と「もう一人の自分」の対話
として解釈したのです。

フィルが一人称で歌っている部分が「真のもう一人の私」。
そしてyouとなっている箇所が「今、モヤモヤ感を抱きながら
生きている私」です。このようにとらえてみたのです。

つまり、本音の部分の私は、自分なりの答えもあり、
方向性も定まっている。

でも表面層の私がモヤモヤしている。

そんな自分を叱咤激励するものとしてこの曲をとらえました。

もちろん、元は恋愛ソングですので、私の解釈は
かなり無理があるのですが、それでも私はこうとらえることで
この曲からずいぶん励まされたのです。

カフェに入店した時はとらえどころのない感情に
見舞われていたのですが、この曲を聴き終え、日記を
付け終わったころには、ずいぶんと目の前が明るくなりました。

久々にこの曲に出会えて感謝。
このアプリを教えてくれた友人にも感謝です。

ストーリー性満載のオフィシャル動画はコチラ:

https://www.youtube.com/watch?v=CKrGj73OsAY

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