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「すぐ使える英語表現」更新のお知らせ [掲載]

第233回は where the rubber meets the road(最も肝心なとき、正念場)というフレーズです。

https://www.hicareer.jp/inter/housou/19176.html

どうぞよろしくお願いいたします。

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日ごろの話し方 [仕事]

同時通訳の仕事というのは、日頃の自分の言葉選びや
話し方が如実に反映されます。

すでに日本では「見れない」「食べれない」などの
「ら抜き言葉」が浸透しつつありますよね。でも、
通訳業界では今なお「ら抜き」ではない用法を使うことが
奨励されています。よって、どれだけ市民権を得た用法で
あったとしても、私自身は「ら抜き言葉」を使わないように
している次第です。

他にも話し方として工夫している点があります。
これはずいぶん前にアナウンサーの方が書いた本から
参考にさせていただいている内容です。

一つ目は「小さい『っ』を避けること」。

たとえば「知っているから」を「知ってっから」、
「話しているから」を「話してっから」
という具合に、「いるから」を「っから」にする用法です。
これも印象としては前者の方が良くなるので、
小さい『っ』は避けるように、とその本には書かれていました。

もう一つ、そのアナウンサーの方が推奨していたのは、

「『ん』を避けること」。

こちらは

X「良いかもしんない」
〇「良いかもしれない」

X「そうかもしんない」
〇「そうかもしれない」

という感じです。

もちろん、親しい間柄であればくだけた話し方は
距離感を縮める意味合いもありますよね。
ですので、それはそれで構わないでしょう。
でも、この仕事をしていると、いざというときに
日ごろの話し方がマイクに乗りますので、
注意が必要となるのです。

ちなみに今の時代、「やばい」は多様な意味で使われています。
良い時にも悪い時にも使われます。
それこそ「スミマセン」と同じぐらい、汎用性が
あるように思えます。でも、「ヤバイ」もやはり
通訳現場では避けるべき単語です。

随分前のこと。

通訳現場で「あ!やべっ!!」と口にされた方が
おられました。・・・はい、マイクにキャッチされました。
現場にいた者たちが青ざめたのを覚えています。

とはいえ、私も自戒の念を込めて言いますと、
先日の現場で「ほぼ」と言えば済むのを
「ほぼほぼ」という語を使ってしまいました。
これもくだけすぎていますよね。

反省あるのみ。そして進むのみです。
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