現状に前向きに [日々の暮らし]
2020年度もいよいよあと10日ほどとなりました。
年度末に向けて忙しい業界もあることでしょう。
通訳業界の場合、春と秋に訪日者が多くて繁忙期だったのですが、
コロナとなり、今ではあまりシーズンを問わず
画面越しでの会議通訳がずいぶん増えています。
私の場合は放送業界ですので、従来とあまり
変化のない印象です。
ニュースを見ていると、コロナで仕事や家を失ったり、
金銭的に打撃を受けたりと、本当に大変な状況に
置かれておられる方が多いことがわかります。今まで
当たり前だったことが、そうではなくなってしまう。
それまで想像すらしていなかったことが、現実として
自分の身に降りかかってきてしまう。それだけでも
人は心身ともに疲労困憊します。
心への負担というのは、とりわけ厄介です。
健康な状態であれば切り抜けられるようなことも、
体力と心の力が落ちてしまえば、辛くなってしまうのですよね。
でも、与えられている「今」を「無かったこと」には
できませんし、「見て見ぬふり」をすることも不可能です。
今の状況から最大限の解答を引き出すために、
何とか知恵と力を振り絞って対処するしかないと思うのです。
過去を考えても後悔しか出ませんし、先を思えば
不安しか感じられないでしょう。今この瞬間にできること「だけ」に
何とか集中することが一番なのだと思います。
私自身、こう書きながら「言うは易し、行うは難し」と
痛感しています。でも、月日は前に進むのみ。
来週木曜日には新年度がやってきます。
心身を大切にして、前を向いて歩みたいと思います。
2021-03-22 00:00
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