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「やけっぱち行動療法」 [日々の暮らし]

先日のこと。肉体的疲労やあれこれ考え事などが
続いたこともあり、メンタルがドーンと落ちました。
こういう時というのは本当に厄介です。
元気であれば何ともないことであっても、
色々と考えすぎたり深読みし過ぎたりして疲労困憊となります。
とても生産的にはなれないどころか、体がそれこそ
硬直して動けなくなります。

さらに悪化した場合、もっともっと悪いシナリオを考えたり
過去を悔やんだりとなります。体は動いていないのに、
クタクタになってしまうのですよね。

このようなときの対処法はいくつかあると思います。
たとえばノートに書き出すのも一案です。
いえ、「書き出す」よりは「徹底的に吐き出す」と
言った方が良いでしょう。とにかく自分の思い、不安、
不満、グチなど、誰が見るノートでもないわけですので、
ひたすら書いていきます。そうすれば胸のつかえも
だんだんと取れてくるはずです。

もう一つの方法としては、信頼できる人に話すことが
あげられます。家族でも良し、親友でも良し、お金を
払ってカウンセラーさんのお世話になるという手もあります。
とにかくここで大事なのは自分の思いを真正面から
誠意をもって受け止めてくれる人に話すことです。
下手にお説教モードになられたり、逆に自説を展開されたり
してしまうと、こちらはますます落ち込みますよね。

もう一つのお勧めは「とにかく体を動かすこと」。
別にジムに行かなくてもジョギングをしなくても良いのです。
掃除機掛けをする、水回りの掃除をする、お料理を作る、
不用品を処分するなどだけでも十分効果的です。

実際、その日に私が行ったのはこの方法でした。
具体的に挙げると:

*余っていたカボチャで煮物をつくった
*リンゴケーキを焼いた
*プチトマトを洗って容器に移し替えた
*掃除機掛けをした
*大量の書類を廃棄した
*ハーブやスパイスの瓶で今後使わないものを処分した
*気になっていた振り込み作業を終えた

ざっとこのような感じです。特に紙類をごみステーションまで
数往復して捨てたのにはスッキリしました。

これまで私はこうした紙の類に関しては
「どうしよう?とっておこうかな?」という思いが
あったのですね。でもその思いの中で暮らしていると
モノも心も沈殿してしまう気がするのです。

結局、廃棄することを決めたは良いものの、
玄関にその書類を山積みにした状態が続いていました。
たたきの上とは言え、それを目にするだけで沈殿状態を
味わってしまいます。そこでその日、私は階段を何度も上り下りして
(エレベーター無しマンションです)捨てました。
お陰で気持ちがスッキリと晴れたのです。
ごみステーションの中に入れてしまえば
もう取り戻すことはできません。覚悟となるのですよね。

というわけで、こうした一連の行動を「やけっぱち行動療法」と
名付けました。私にとっては効果大でした。

よろしければお試しくださいね。
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