SSブログ

違う場に身を置いてみて [日々の暮らし]


関節痛に悩まされていたことから、個人病院にて
紹介状を頂き、総合病院へ出かけました。数週間前のことです。
手術を勧められたのですが、今はタイミング的に
入院やリハビリをとるための時間的余裕がないこと、
さらに、若干は痛みが引いてきている現状でもあることから、
1か月間考える時間を頂きました。

そして数日前。
再診の際にこちらの正直な状況などを先生にご説明して
手術は延期をしていただきました。痛い時期は歩くことすら
大変だった日もあったのですが、幸いにして
今ではちゃんと歩けるようになっています。ただ、
運動は念のためお休みです。当面はストレッチを
念入りにして様子見ということになります。

今日、ここで書きたいのは私の身体のことではなく、
総合病院へ出かけた際に感じたことについてです。

日ごろ健康で暮らしてきたこともあり、私は
これまで病院のお世話になることが滅多にありませんでした。
入院経験も幼稚園のときと出産時ぐらい。
大病もせず、大きな事故に遭うことも無く、
本当に運が良かったと思っています。

そうした中、ここ数か月間、何度か病院へ出かけてみて
つくづく思ったのは、世の中には大変な状況下に
おられる方が実は大勢おられる、ということでした。

総合病院ですので、たくさんの科があり、車いすの方、
杖をついている方、付き添いの方など、本当に
多くの患者さんが病院にはいらっしゃるのですよね。
その一方で、医師や看護師、受付や会計、売店のスタッフなど
病院というのは多数の方々から成り立っていることが
わかります。

自分が健康でいると、なかなかそうした方々へ
思いをはせることから縁遠くなってしまうと
思います。しかも今はコロナですので、病院側も
相当大変だと思うのですよね。

自分がいつまでも健康であるという保証はありませんし、
絶対に事故に遭わないという確証もありません。

弱き立場に置かれている方々、そうした人たちを
懸命に助けようと従事なさっている方々。

今回、日常生活とは異なる場に身を置いてみて、
そのような人々へ思いを寄せ、寄り添う気持ちを
抱いていきたいと思った通院でした。
コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。