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ついつい眺めてしまう [日々の暮らし]


たまたま不動産広告をネットで見たのがきっかけとなり、
その後ジャンジャン広告が画面上に表れるようになりました。
私はもともと子どもの頃から不動産のチラシを見るのが
好きですので、表示されるとついクリックしてしまいます。

思えば大学時代に都市社会学ゼミを選んだのも、
少しでも住宅や街づくりに近ければという思いが
あったからです。ゼミ仲間と遠出をして住宅展示場へ
見学に行ったこともあります。もっともこちらは
まだ20代前半の大学生。家を買う資金などとても
ありませんでしたので、名前や住所を書くにしても
躊躇してしまいましたね。

さて、それから年月は瞬く間に過ぎ、今にいたって
いるわけですが、仕事で原稿を書いていたり調べ物を
したりするうえでネットは欠かせません。検索サイトや
辞書サイトなど、複数を開けた状態で作業をします。
そうしたページに不動産広告が出るのですよね。

「今、自分は仕事中だから、脇道に逸れないこと!」と
いくら言い聞かせていても、「ん?この間取りステキ!」
「わあ、すごい価格!ゼロの桁数が違う。どういった
大富豪が住むのかしら?」など、つい想像してしまいます。
こうした思いに打ち勝てず、間取りをクリックしては
つい読みふけってしまう、ということが繰り返されています。

住宅にせよ車にせよ、自分の好みや美しいもの、憧れのものというのは
見ているだけで癒されますよね。なので、それを我慢し過ぎるのも
精神衛生上良くないと割り切っています。
ひとしきり味わったら、さあさあ仕事!!

というわけで、今日のブログはこの辺で。
仕事に戻ります!
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集中できない日にできること [日々の暮らし]


先日のこと。朝から今一つ集中力が出ず、コーヒーを
飲んだり、少しだけ出かけたり、ストレッチをしたりと
気合を入れるべくあれこれやってみました。それでも
結果的には生産性の低い一日でした。

一体なぜあそこまで集中できなかったのか、今
振り返ってみると、いくつかの現象と要因が考えられました。

*現象:なぜかここ最近、夜中に何度も目が覚めてしまうため、
熟睡できていない

理由:関節痛があるため、あまりジムに行けておらず、
運動不足で疲れていないゆえ、眠りが浅いのかも?

*現象:どうしても苦手な作業があり、それをやらねばと
思いつつ、イマイチ取り掛かれない

理由:上記の睡眠不足ゆえ、集中がそもそも出来ない状態


このような具合でした。さらによく考えてみたところ、
その日は木曜日であり、週の前半にハードな業務が
続いたことから、急に在宅の木曜となって疲れがドッと
出たのかもしれないのですね。

ではその日私はどうしたかといいますと、思い切って
片付けをしました。以前であればアップビートの音楽を
かけながら作業をするのですが、その日はBGMをかける
気力も今一つわかなかったため、黙々と作業しました。

いつもの片付けペースほどまではいかなかったものの、
気になっていた様々な古い資料や本、グッズなどを処分できましたし、
使いづらかったプリンタ複合機やPCの向きを変えることもでき、
俄然、使いやすくなりました。

人は機械ではありませんので、調子のよい日悪い日があるはずです。
気分が乗らないときは、下手に無理をし過ぎず、
出来ることを出来る範囲でやれば良しとしみじみ思いました。

欲張り過ぎず、少しでも成し遂げたならそれでOK!
そう思えれば十分です。
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使わないもの・疎遠になったもの [日々の暮らし]


英語で片付けや掃除などの作業をspring cleaningと言います。
春というのは季節も良くて暖かいですよね。
真冬の年末大掃除は何かと寒さがこたえますが、
春であればお日様も出ていて心がウキウキしてきます。

最近、日照時間が増えてきたこともあり、また、
しばらく片付けをしていなかったことを思い出したため、
ここ数日、片付けに励んでいます。

改めて家の中を見渡してみると、本当にモノがたくさん
あるなあと感じます。どのモノにも思い入れがありますし、
私の生活を支えてくれて来たものばかりです。

でも、モノというのは、ずっと自分の役に立ち続けるケースも
あれば、役目を終えていくものもあります。

たとえば過去に私は「ヨーグルトを自作したい」という
思いにかられて自家製ヨーグルトメーカーを購入したことが
あります。家でせっせと作っていたのですが、
次第に時間がなくなり、熱も冷めてしまい、
お蔵入りしてしまいました。結局、その後の大掃除で
チャリティショップに寄贈したのでした。

一方、紙辞書は仕事柄、「パラパラめくるだけでも
楽しいし、寄り道して得た知識が蓄積となりますよ」と
授業でよく言っている私ですが、当の本人はどうかと
言いますと、近年はもっぱらネットで単語を調べているのですね。
お気に入りのジーニアス英和辞典(紙版)は今もときどき
めくっていますが、それ以外の和英辞典や国語辞典などは
めっきり開かなくなりました。そこで思い切って先日、
古書店に引き取ってもらうことにしたのですね。

もう一つは「幽霊会員になっている団体の退会」です。
かつて関心を抱いて入った専門団体ですが、結局、
機関誌が届いても読まなくなってしまいました。
そこで先日、退会届を出した次第です。

仕事関連の資料も、これまで大事にA4封筒に入れて
ラベル付けして保管していたのですが、実を言うと
その後に開けて見直したことは皆無!!!
こちらも思い切って処分する予定です。
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楽しい思い出 [日々の暮らし]


一昨日は小中学校で仲良くしていた友人の誕生日でした。
当時私はイギリスに暮らしており、現地校で一緒になった
同じ日本人生徒です。

彼女もご両親の転勤で在英していたのですが、その後
一家が帰国された後も彼女はイギリスに残り、現地の大学を
卒業して就職しました。私は大学時代や社会人になってから
よくイギリスに遊びに行っていたのですが、その都度
再会しては楽しく過ごしていました。ちなみに私は大学時代に
ピアスを開けたのですが、施術してもらったお店はかつて
暮らしていたロンドン南部の街にありました。
ピアス経験のある彼女がお店までついてきてくれたのですね。

あれからずいぶん年月が経ち、その後私も転居を繰り返したりで
次第に疎遠になってしまいました。かつては世の中が
手紙やクリスマスカードのやり取りをする時代でしたが、
今はメールやSNSがメインですよね。

その後、彼女がどうしているのかはわからないのですが、
小中学校時代に一緒に遊んだり出かけたり、
大人になってからも手紙でお互いの悩み相談をしたりと
私の人生においてとても影響を及ぼしてくれたことを
思い出しています。

たとえ今、音信不通であったとしても、良き思い出というのは
残るものなのですよね。思いやりある友人に出合えたことに
感謝しています。
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潔く方針転換 [日々の暮らし]

昨年末に某カフェでテイクアウトにはまり、
クリスマスデザインの可愛い紙コップと蓋が
随分貯まりました。そのまま捨てるのは惜しかったので、
きれいに洗って乾かし、蓋口の部分にマスキングテープを
貼ってみました。

「これなら乾物入れになりそう」

とひらめき、使うことにしたのですね。
ちょうどテイクアウトのバッグには紙コップの仕切り
段ボール(?)のようなものも入っていましたので、
そちらも活用。大型バスケットの中に仕切りをセットし、
そこに紙コップを並べてみたところ収まりが
良くなりました。

早速、乾燥わかめや出汁こんぶ、かつぶし、
お麩や高野豆腐などを入れてみました。
きちんと収まり大満足となりました。

・・・が、あれから数か月経ってみて
とあることに気づきました。

それは、「丸型の紙コップなので、我が家のバスケットに
入るのは多くても9つだけ」ということだったのですね。
仕切りを取り払えば少し増やせますが、そうすると
詰め詰めになり、蓋が持ち上がってしまいます。

「うーん、見た目はとてもおしゃれだし、
お気に入りのカフェのロゴが素敵なのだけどね・・・」と
思いつつも、やはり従来の方法に戻そうと考えました。
つまり、「購入時の商品パッケージに入れたままにして、
輪ゴムやクリップで封をしながら使う」という方法です。

確かにインテリアのサイトなどを見ると、食材をおしゃれな
瓶などに入れている写真があります。でも私の場合、
「9種類しか乾物が入れられない」方が不便であると
感じるようになったのです。バスケットに袋ごと
入れるのであれば、そもそもの乾物のパッケージは
薄いものもありますので、何種類でも入ります。

さらに付け加えるなら、パッケージごと保管して
いれば、賞味期限もわかりますし、余白に書かれている
レシピなども参考になります。

というわけで、「お気に入りカフェの紙コップ保管」は
現在入っている中身を使い切ったら終了する予定です。

これぞ「試行錯誤」。最初は良かれと思って始めても、
うまくいかないなら潔く方針転換です!
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気になるアクセント [日々の暮らし]


普段何気なく行動していることでも、ボーっとしていると
突然できなくなることがあります。

たとえば先日のこと。
職場のドアを開けようとしたのですが、
うんともすんとも言いません。「え?おかしい。なぜ??」
と思っていると、ハイ、その扉は「押す」タイプなのに、
必死になって私は「引いて」いたのですね。
あれほど開け慣れていたのに、なぜあの日に限って
引こうと思ったのかわかりません。

あるいはご飯を炊こうとして計量していたはずなのに、
「あれ?今、何カップ目だっけ?」となり、
再びお米を袋に戻して計量し直すこともあります。

サプリを寝る前に飲もうとした際、「ん?夕食後に
飲んだっけ?飲んでなかったっけ?」ということも
ありました。

これではまるでサザエさんですよね。
お買い物に出かけたのにお財布を忘れたという、
あの歌詞です。最も今の時代であれば、お財布が
なくてもスマホの中に電子マネーがあれば対応できます。
隔世の感がありますね。

さて、サザエさんと言えば、アクセントは「サ」ザエさん
という感じで最初が強く読まれます。私の名前は
「サナエ」ですが、アクセントは「ナエ」にあります。
同じ3文字でしかも最初と最後のひらがなも一緒なのに
ナゼ???

こういうのが気になってしまうあたり、職業病です。
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創る喜び [日々の暮らし]


2月14日の日経新聞日曜版に指揮者・佐渡裕さんのインタビューが
出ていました。佐渡さんはバーンスタイン最後の弟子と
言われており、エネルギッシュな指揮や後進への熱心な
指導で知られています。私もずいぶん前に氏のステージを
観ましたが、聴き手が元気になるような名演奏でした。

インタビューで浜部貴司記者は、佐渡さんについて
次のように書いています。佐渡さんは大学時代に女子高の
吹奏楽部を指導したり、ママさんコーラスの指揮バイトを
したりされたそうです。

「ママさんコーラスのバイトでは、楽譜を読めない人たちと
一緒に音楽を創る一体感を味わった。
『あの時の幸福感は欧州の名門楽団で感じる幸福感と同じ。
音楽創りの原点になっている』という。」

「ママさんコーラスに入団する人であれば、楽譜ぐらいは
読めるのでは?」と思われがちですよね。でも
そうでない方々もいる。歌うことは好きだけど、音楽理論や
音楽家、音楽史などは知らないかもしれない。
でもそうした方々を排除したり上から目線で指導するのでなく、
「共に音楽を創り上げていく」ということを
佐渡さんはなさったのでしょう。若かりし佐渡さんはそのような
経験を積み重ね、バーンスタイン同様に若き音楽家の
育成に尽力するようになられたのだと思います。

初心者に教えることは簡単ではありません。
現に私など、ある程度英語を学んだ学生に教える方が、
小学生に教えるよりもはるかに教えやすいと感じます。

でも大事なのは「学びたい」と思う気持ちを尊重し、受け止め、
共に同じ方向を向いて歩んでいくことなのですよね。

音楽を創る喜び。
学ぶ喜び。

私も大切にしていきたいと思っています。
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「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]


「通訳者のひよこたちへ」第480回がアップされました。
タイトルは「自力・他力」、
書籍紹介は「世界の宮殿廃墟 華麗なる一族の末路」
(マイケル・ケリガン、ナショナルジオグラフィック他著、
日経ナショナルジオグラフィック社、2020年)を取り上げています。

https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/20421.html

お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

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手放してみたら [日々の暮らし]


数か月前に駅のコンコースで素敵なピアスを買いました。
大ぶりのデザインで、私好みです。
普通のお店ではめったに見られないような柄でしたので、
即買いしました。

が、いざ付け始めてみると、とある問題が出てきました。
それは「ピアスであるにも関わらず、外れやすい」
というものだったのですね。

通常、ピアスであれば後ろの留め金がしっかりしています。
よって、普通のイヤリングよりもむしろ落ちづらいはずですよね。
でも件のピアスはデザインが大きいため、留め金が
支えきれなかったのでしょう。気が付くと外れるという
ことが何度かおきました。

しかもこのピアスは下の部分が水晶玉のようになっており、
中には水が入っています。揺れると中の水がゆらゆらします。
ただ、ガラスでできており、「落とすと割れてしまうので
気をつけてくださいね」と購入時に店員さんから言われていました。
よって、外れた瞬間に何とか床に落とさないようキャッチする、
という状況だったのです。

せっかく買ったのだし、デザインも素敵。
でも使いづらいなあ。

そのような思いと共に使い続けていたのですね。

そこで思い立ったのが、ジュエリーのリフォーム店でした。
多分そこへ行けば直してくれるはず。もう少ししっかりした
形にできるのではと思ったのです。

ところが。

いざ出かけようと思っても、お店が遠かったり、
お店によっては事前に電話してもそうした修理はやっていなかったり
ということが続きました。今日こそは持っていこう、
どこか探そうと思って、早や1か月以上が経過して
しまったのです。

このままズルズルと「やることリスト」に書き続けて
いつか修理店を見つけて訪ねるか、それとも
潔く手放すかを考えました。

私がとった選択は「手放す」でした。

買ったときは確かにデザインに惹かれ、お金と引き換えに
商品を得た際にはとても心が躍りました。
けれども、そのワクワク感は「なぜか頻繁に外れてしまう」
という煩わしさに変わってしまったのです。

これでは付けていても幸せどころか「落ちたらどうしよう」
という不安と共にいなければならなくなります。
常に気にかけている必要が生じれば、他のことに
集中できなくなります。

よって先日、思い切って手放しました。「買ったときの
幸せを覚えていれば十分」と今は思えています。
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右?左? [日々の暮らし]

家電店というのは楽しいですよね。新しい機種は
省エネ仕様になっていたり、デザインも美しくなっていたりと
見ていて飽きません。便利なグッズもたくさんあり、
昔とはくらべものにならないぐらい、快適な暮らしが
営めるようになっています。

ところでかつて私の実家には両方から開け閉めできる
冷蔵庫がありました。当時は画期的な機能でしたね。
ただ、長年右開きに慣れていたため、父があえて
左側の方へ開けようとしている様子を見ると、
何だか別の冷蔵庫のように思えてしまいました。
フシギです。

ちなみに冷蔵庫のサイトを見たところ、
右開き、左開きや観音開きなどの特徴が出ています。
それによると、右開きは右利きの人にとり使いやすく、
左開きは左利きに使いやすいとのこと。確かにそうですよね。
念のため説明しますと、右開きはヒンジが右側に、
左開きはヒンジが左側にあります。

でも、ふと思ったのです。最近のドラム型洗濯機の
多くは左開きです。なぜなのでしょうね。
調べたところ、洗濯機の場合は、左側に扉を開けて
右手で洗濯物の出し入れをするから、とありました。
冷蔵庫も右利きであれば右手で出し入れするのに…うーん。

いずれにせよ、ざっくりと分けるのであれば、
「壁の面積が大きい方に扉が開く」というのが
一番わかりやすいのかな、と個人的には感じています。

ちなみに英語で「右」はrightですが、「正しい」という
意味もありますよね。これは聖書の「知恵者の心は
右にあり」ということばからだそうです。
そこから「右手=正しい」となったとされています。
(ジーニアス大英和辞典より)
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