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「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]


「通訳者のひよこたちへ」第480回がアップされました。
タイトルは「自力・他力」、
書籍紹介は「世界の宮殿廃墟 華麗なる一族の末路」
(マイケル・ケリガン、ナショナルジオグラフィック他著、
日経ナショナルジオグラフィック社、2020年)を取り上げています。

https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/20421.html

お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

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手放してみたら [日々の暮らし]


数か月前に駅のコンコースで素敵なピアスを買いました。
大ぶりのデザインで、私好みです。
普通のお店ではめったに見られないような柄でしたので、
即買いしました。

が、いざ付け始めてみると、とある問題が出てきました。
それは「ピアスであるにも関わらず、外れやすい」
というものだったのですね。

通常、ピアスであれば後ろの留め金がしっかりしています。
よって、普通のイヤリングよりもむしろ落ちづらいはずですよね。
でも件のピアスはデザインが大きいため、留め金が
支えきれなかったのでしょう。気が付くと外れるという
ことが何度かおきました。

しかもこのピアスは下の部分が水晶玉のようになっており、
中には水が入っています。揺れると中の水がゆらゆらします。
ただ、ガラスでできており、「落とすと割れてしまうので
気をつけてくださいね」と購入時に店員さんから言われていました。
よって、外れた瞬間に何とか床に落とさないようキャッチする、
という状況だったのです。

せっかく買ったのだし、デザインも素敵。
でも使いづらいなあ。

そのような思いと共に使い続けていたのですね。

そこで思い立ったのが、ジュエリーのリフォーム店でした。
多分そこへ行けば直してくれるはず。もう少ししっかりした
形にできるのではと思ったのです。

ところが。

いざ出かけようと思っても、お店が遠かったり、
お店によっては事前に電話してもそうした修理はやっていなかったり
ということが続きました。今日こそは持っていこう、
どこか探そうと思って、早や1か月以上が経過して
しまったのです。

このままズルズルと「やることリスト」に書き続けて
いつか修理店を見つけて訪ねるか、それとも
潔く手放すかを考えました。

私がとった選択は「手放す」でした。

買ったときは確かにデザインに惹かれ、お金と引き換えに
商品を得た際にはとても心が躍りました。
けれども、そのワクワク感は「なぜか頻繁に外れてしまう」
という煩わしさに変わってしまったのです。

これでは付けていても幸せどころか「落ちたらどうしよう」
という不安と共にいなければならなくなります。
常に気にかけている必要が生じれば、他のことに
集中できなくなります。

よって先日、思い切って手放しました。「買ったときの
幸せを覚えていれば十分」と今は思えています。
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