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JACI(日本会議通訳者協会)掲載 [掲載]


連載中の「柴原早苗の通訳ライフハックス!」
第13回は「生活の知恵あれこれ」です。

https://www.japan-interpreters.org/news/lifehack-shibahara13/

宜しくお願いいたします。
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マイバッグ [英語]


昨年レジ袋が有料化されて以来、マイバッグ持参も
随分普及してきたように思います。実は私は昔から
袋を頂くのが苦手でした。と言いますのも、
デパートやファッションショップの紙袋や
ビニール袋などは本当におしゃれで、そのまま
捨てるにはあまりにももったいないのですよね。
よって、「いつか使うかも」「お友達にプレゼントや
お持たせを入れる際に重宝するから」と思い、
クロゼットの中にため込んでいたことがありました。

でも、こうした袋というのは使うようでいて案外
使わないことが判明。その後の片付けブームもあり、
私も思い切って処分してしまいました。

「袋はあるので結構です」と自分自身、言い始めたのは
いつなのか振り返ってみたところ、記憶にあるのは
中2のとき、イギリスから帰国して間もないころでした。

イギリスでは当時からあまり袋に入れる習慣が
なく、本を購入した際にはレシートを挟んで手渡されて
おしまい。袋の有無を問われてイエスと答えれば
頂ける、という具合でした。

ですので帰国直後、書店で本を買い、頼んでいないのに
カバーをつけられることに違和感を覚えてしまったのですね。
そこで、「鞄があるので、カバーは結構です」と
お伝えしたところ、「では、このレシートをお店の外に
出るまで保管してください」と言われました。
カバーや袋は当時、盗難防止の目印でもあったのです。

そのような時代を経た今は袋も有料化され、
色とりどりのマイバッグが市販されるようになりました。
パッと畳めるタイプやレジかごにぴったりなサイズなど、
本当によく考えられたものが見受けられます。
私もレジかごサイズと瞬時に畳めるものを持っています。

ところでマイバッグは和製英語です。
和英辞書を引くとreusable shopping bagとあります。
ですので「マイバッグはお持ちですか?」ともし店員さんが
英語で尋ねる際には、"Do you have my bag?"では
ヘンになりますよね。「えっ?レジ係さんのバッグ、
私、持ってない~」となりかねません。

そう言えば「マイナンバー」「マイボトル」
「マイカー」「マイホーム」などが日本語にはありますよね。
いつごろから「マイ○○」という表現が広まったのか
個人的には気になります。
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