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古典のこと [日々の暮らし]

自分の人生において「やらなくてはいけないなあ」と思いつつ、
先送りにしてきていることがあります。それは
「古典を読むこと」です。東西古の哲学者・文学者たちが
書き残した古典。時代の荒波を経てもなお、生き残っている
数々の名作を読みたいという思いがあるのです。
にも関わらず「読みやすい本」ばかりを手に取ってきたという
罪悪感があります。

古典を読まねば、と思わされていることには理由があります。
それは私がこれまで影響を受けてきた著者たちが
いずれも「古典を読むことの大切さ」をその著書で説いていたからです。
精神科医の神谷美恵子、ジャーナリストの千葉敦子などは
古典を読みなさいと自著で書いています。
ダイジェスト版などではなく、オリジナルで、と。

プラトン、アリストテレス、孔子、孟子、紫式部、
古事記、万葉集などなど、世の中にはたくさんの古典があります。
シェイクスピア、ギリシャ神話、聖書などは私自身、
通訳のクラスで「英語を学ぶならこの3点は必須」と
述べているにも関わらず、当の私が中途半端な状態です。

古典は決してスラスラ読める類のものではありません。
読んでは考え、考えては読むという形をとれば、
1か月はかかるかもしれません。

そうなると、1か月に一冊、1年で読めるのはたった12冊です。
5年であれば60冊です。

人生いつどうなるかわかりませんし、今日を無事に生き終える
という絶対的保証もありません。

やるべきこと、読むべきことを真剣に考えようと思っています。
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