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あの人が何歳の時? [日々の暮らし]

先日、明治大学・齋藤孝先生の本を読んでいた際、
教育に関する名言に出会いました。いわく、
「教育とは憧れに憧れる関係性」なのだそうです。
教師は学問に憧れ、その喜びを教え子に伝え、
教え子はその教師に憧れて学び励む、ということになります。

師匠というのはご存命でもなくて良いと私は考えます。
これまでに読んできた本の著者が憧れとなれば、
それも十分学びの動機づけになるのですよね。

私も自分の人生において理想とする人、憧れる人が
何人かいます。中でも繰り返しその著作を読み直すのが
精神科医の神谷美恵子先生です。

本だけではありません。
「もし神谷先生がご存命だったらどのように思われるか?」
「もし先生が私の立場だったらどうされるか?」
などと考えることもしばしです。

ちなみに私は歴史的建造物の説明を見た際、
それが作られた年に注目します。その年に先生は何歳だったのだろう、
と考えてみるのですね。たとえば先日、都内で見かけた
説明文には「昭和5年設立」とありました。
昭和5年とは1930年です(25を足せば良いので計算しやすいですよね)。
神谷先生は1914年生まれ。つまり、先生が16歳の時に
できたということになります。

このようにして歴史をとらえてみると、グンと身近に思えてきます。
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