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コラム更新のお知らせ [各種連載]

「通訳者のひよこたちへ」第355回がアップされました。
タイトルは『どこまで準備する?』、
書籍紹介では「ブリューゲルへの招待」(朝日新聞出版編、
朝日新聞出版、2017年)を取り上げました。

http://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/355.html

「放送通訳者直伝!すぐ使える英語表現」
第179回はnot have the bandwidth to ... というフレーズです。

http://www.hicareer.jp/english/housou/179.html

どうぞよろしくお願いいたします。
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重量挙げ並みの負荷 [仕事]

以前ご一緒した先輩の通訳者の方から興味深いお話を伺いました。
いわく、通訳者が通訳をする際に体にかかる負荷は、
本番中の重量挙げの選手並みなのだそうです。

確かに言われてみれば思い当たることがあります。
通訳業務を依頼された時点で予習が始まりますので、
本番当日までは勉強三昧で緊張感が続きます。

さらに現場へ行き、打ち合わせをしているうちに
「自分の予習はこれで良かったのか?」と私など
迷いが出ることもあり、緊張感がさらにアップ。
登壇者と話をしていると「うーん、結構訛りが強い人かも」
「日常会話がこれだけ早いとプレゼンも早口かなあ」と
不安になります。ここでさらに心臓がバクバクに。

会場へ案内されてブースに入ると、眼下には
巨大なホールが。数百人規模の国際会議の場合
「うわっ!あれだけの方々が同時通訳レシーバーで
私の通訳に耳をかけるのか。間違えたらどーしよー?」と
思います。それでまたもや動悸が早くなります。

本番になれば耳から入る英語を一言一句聞き漏らすまいと
緊張し、声を出し続けるので脳天から腰までガチガチに
固くなります。

このような感じで一日を終えるのです。

私自身、重量挙げ選手ほどのウェイトをつけたことは
もちろんありません。それでもスポーツクラブの筋トレレッスンで
それなりの重さをつけると、レッスン終了時にヘロヘロに
なってしまいます。

となると、ますます「メンテナンスも仕事のうち」なのですよね。
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