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考え続ける、ということ [日々の暮らし]

何度もここで書いています通り、私はスマートフォンを
持っていません。ですので、世の中をなるべく自分の目で確かめて
みたいと思います。街頭ウォッチングをしながら
「なぜだろう?」「どうしてこうなるのかしら?」という
疑問を抱くよう心掛けているのですね。好奇心を大切にしたいと思います。

先日、電車に乗った際に注目したのは中づり広告。
出版社が出している「文庫本の広告」が気になりました。

出版不況と言われて久しくなっています。
先日の新聞でも六本木の青山ブックセンター閉店の話が
出ていました。それだけに、なぜあえて「文庫本」の広告が
車内で見受けられるのか、不思議に思うのですね。

けれども車内を見渡してみると、皆が皆スマートフォンの画面を
凝視している、というわけではありません。
まだまだ紙の新聞や本を読んでいる人は少数派ですがいるのです。

そう考えると、あえて今の時代に文庫本広告を打ち出すということは、
出版社側が何か意図を持って行っていると考えられます。
あるいは私が知らないだけで、文庫本というジャンルだけは
実は元気である、ということも想像できます。

目の前の現象をとらえて、それに疑問を抱き、
自分なりの仮説を立ててみる。

この一連の流れが楽しく、色々なところで「考え続ける喜び」を
味わっています。
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