クリスマス・イブに寄せて [日々の暮らし]
一週間後の今日は大みそか。いよいよ2021年も終わりを迎えます。
学生のみなさんは今週あたりで年内の授業は終了、
社会人の方々は年末に向けて大詰め、といったところではないでしょうか。
子どもの頃はクリスマスと言えば数か月前から
楽しみでなりませんでした。欲しいプレゼントをリクエストし、
果たしてサンタさんが持ってきてくれるかドキドキする日々。
幼少期の私は「リカちゃん」人形が大好きで、
リカちゃんマンション用の家具を願っていたことが思い出されます。
あれから随分年月が経ちました。今や「欲しいものは?」と
問われても「うーん、『時間』かな・・・」という始末。
物欲が年々廃れ、クリスマスや年末年始の感覚すら
薄れていっています。
ただ、最近、特に強く感じることがあります。
それは、
「自分を大切にしてくれる人、
自分が大切にしたい人や物事をこそ、
真剣に心を込めて大切にしていこう」
という思いです。
逆の見方をすれば、
「自分を大切にしてくれない人、
自分が大切にしたくない人や物事に
莫大なエネルギーを使わない」
ということでもあります。
なぜならば、そうした負の部分に
自分の有限な心身を費やした場合、
本当に大切にしたい人や物事が二の次になってしまうからです。
クリスマスという華やかな日に、あえて
自分の心を内省し、自分にとっての「大切さ」は何かを
静かに見つめ直したいと思っています。
2021-12-24 00:00
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