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エイプリルフールではなく [日々の暮らし]

イギリスに暮らしていたころは、日常生活の中で
「まさか??」という出来事に遭遇することが
よくありました。

たとえば自宅近くのクリーニング店にジャケットを
お願いしたときのこと。数日後に引き取りに行ってみると、
全く違うジャケットを返されたのですね。

「これ、私のではないのですが・・・。」

「ああ、あの赤ジャケットね。古くて破れちゃったから
代わりのを入れといたよ」

・・・絶句・・・。

という具合。カウンター越しにスタッフさんに抗議しても、

「僕はこの服の担当じゃないからね。単なるカウンター業務だから。
文句あるならマネージャーに言って。」

というわけで、マネージャーを呼びだして抗議です。

ちなみにイギリスの書店は日本の語学学習コーナーに匹敵
するぐらいの棚スペースに「苦情の書き方本」なるハウツーブックスが
山のように並んでいたのですよね。

一方、日本はと言えば、修理であれ宅配便であれ、
約束時間は守ってもらえますし、勝手にクリーニングアイテムを
すり替えるなどと言ったことは考えられません。

ところがところが、最近、イギリス時代を思い出すほどの
ビックリ出来事に遭遇しました。

とあるアイテムを通販で頼んだ時の事。配達されて
梱包を開けようとしたら、上下逆さまのまま
配送されるわ、中の発泡スチロールはすでに
ボロボロに破れているわ、トリセツはわけのわからない
イラストで描かれているわ(組み立て不明)、さらに
パーツ自体が不良品などなど、ビックリものでした。

組み立て方がわけわからない状態でしたので、メーカー(しかも地方)に
電話をして問い合わせるも、一つ質問をするたびに
電話口の向こうでは社員の方が「少々お待ちください」の
オンパレード。さらに「わかりかねますので、担当者から
折り返し電話させます」とのこと(しかも早くて1時間後・・・)。
極めつけは「お買い上げの〇×通販さん経由で返品して
いただけますでしょうか?」とのこと。

・・・うーん・・・。

仕方がないのでこの大型アイテムを再度梱包し、
某通販サイトに返品手続きをすると、今度は
メーカーではなく、販売会社からいきなり電話連絡。

こちらの状況を説明するも、「返送費用はお客様負担です」
と言われる始末。さすがに不良品に対して
返品費用まで負担するほど私も神様ではありませんので、
そこは交渉しました。

今日はエイプリルフールですが、このエピソード、
本当の話です。で、教訓:

1.自分で組み立てられそうにないものは有料でも業者に頼む

2.できれば実店舗で見て購入の方が確実。

3.サイトで買う場合、比較した上でメーカーや販売店などについて
予習すべし

このような感じでしょうか。ふー、数時間かかりました。

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