SSブログ

リスクを覚悟して一歩を踏み出す [仕事]

最近の日経新聞はカラーページがずいぶん増えたと思います。
私が幼少期の日経と言えば、活字も小さく、もちろん
カラーはありません。経済メインの新聞というイメージで
敷居の高いものでした。通訳の勉強を始めた大学時代、
先生から「通訳者を目指すなら日経新聞を読みなさい」と
言われたことを覚えています。いざ、読み始めてみたものの、
とにかく私には難しかったですね。それでも毎日「めくるだけ」と
言い聞かせて読み続けていたところ、何となくわかるように
なってきたのです。

今ではそのような「堅いイメージ」も薄れた日経で、
ここ数年は別刷りマガジンもありますし、平日でも
写真がメインのインタビュー記事が掲載されています。
今日ご紹介するのは、「投資特集」の中に出ていた
岡田武史氏のインタビューです。サッカー日本代表の元監督で、
今はFC今治のオーナーです。

次のことばが印象的でした。

「リスクを覚悟して一歩を踏み出せば、
不思議と人は助けてくれるのです。
必要なのはビジョンです。
ビジョンを持って本人が達成したいとワクワクしているから、
みんながそれに賛同してくれるのだと思うのです。」

私自身、これまでの仕事人生を振り返ってみると、
本当に多くの方に助けられ、支えられ、ご縁をいただきながら
今に至っていると感じます。特にフルタイム会社員から
フリーになったときなど不安だらけでしたし、今でも
自分の健康や年齢的なことを考えれば、色々と考えることが
あります。

それでもリスクを覚悟することにより、
自分が社会でどのようなことをしたいのかを
きちんと把握していれば、応援して下さる方は
必ず現れると思うのですね。実際、これまで私が
「あ、この人、応援したいな」と思えた方というのは、
いずれも自分のポリシーをしっかりと持ち、
自己研鑽し、笑顔で覇気があり、常に前を向いている方々です。
そうした人たちから私の方が多くの勇気をいただけているのですね。

自分で自分のファンになる。自分のファンを増やす。
誰もがそうした熱い思いを持つことができれば、
それこそ「働き方」自体が改革されるのかもしれません。

(2018年10月4日木曜日 日本経済新聞朝刊より)
コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。