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楽しい解体作業 [英語]

私が子どものころ、おせんべいやクッキーなどが入っていた箱
と言えば、地厚の紙で作られていました。しっかりした作り
で四方が糊付けされていましたので、そのまま書類入れや小物入れなどに
していましたね。

一方、最近のスイーツの箱はリサイクルに出しやすいよう、
解体できる作りになっています。広げると一枚の紙になるのです。
実際、広げて改めて眺めてみると、たった一枚の紙から
よくここまでの箱ができたなあと感心してしまいます。

ちなみに我が家の家人はこの「広げて解体」という作業が
苦手のようです。大きいごみ袋を見ると、解体されず立体のまま
捨てられた箱が入っています。これではかさばってしまうのですが・・・。
私はと言えば、一つ一つ広げてみるのが好きなタイプです。
ごみ袋から引っ張りだしてせっせと広げてはしげしげと見ていますね。

こうした紙の箱やパッケージというのは、どのように
作られているのかしらと興味が出たため、早速調べてみました。
「パッケージ製造会社」とグーグルに入力すると沢山ヒットします。
たとえば、こちらのHPを見てみると商品のパッケージができるまで
どれだけの工程があるかがわかります:

http://www.sagasiki.co.jp/services/product_gift.html

いや~、実に奥が深い世界なのですねえ。

ところで、なぜ私はわざわざ箱を広げて解体するのが
好きなのかしらとふと考えてみました。
どうやら英単語の語源を調べるのと同様のメンタリティのようです。
完成された形の大元が何なのか、気になるのですね。

さらに気になったので、イギリスにはどのようなパッケージ会社が
あるか検索したところ、corrugated packagingという用語を目にしました。
corrugatedは「波形の」という意味。「段ボール箱」はcorrugated boxです。
corrugateをさらに「解体」すると、rugaはラテン語で「しわ」という意味だそうです。

箱の解体から英単語の解体へ。
まだまだ楽しみは続きます。
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