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地元の新聞 [日々の暮らし]

旅先や出張先で必ずしていること。
それは地元の新聞(紙新聞)を買うことです。
今の時代、ネットがあれば新聞は入手せずとも
済む時代なのですが、それでも地元の話題を網羅している
紙新聞に私は惹かれます。

先日、滋賀県米原駅から新幹線で帰京する際に買ったのは
中日新聞です。中日新聞は名古屋がベースですが、
どうやらこのあたり一帯もカバーしているのでしょうね。
トップページは琵琶湖の水質に関する話題でした。
興味深い!

一方、先日都内で請け負った仕事はスケジュールの都合上、
どう頑張っても自宅に帰るのは難しかったため、
自腹で新橋のビジネスホテルに泊まりました。
翌日、早朝の放送通訳シフトに向かう中、
「あ、そう言えば朝刊!」と思い、コンビニへ。

自宅では日経新聞を購読しているので、その日の店内でも
日経にいったんは手が伸びました。

が、せっかくですのでこういう日こそ冒険して
普段読まない新聞をと思ったのですね。

「職場にあるのは日経、朝日、読売だから、
・・・よし、今日は産経新聞を買おう!」

ということで一部購入しました。

いやあ、普段読まない新聞はそもそものレイアウトからして
発見があります。活字のサイズ、カラー使いなど
日経とは異なります。しかも産経はフジテレビ系列ですので、
テレビ欄を見ると、フジテレビのところだけ
別の色でハイライトしています。

日経にはないレシピ記事や読者投書欄など、実に面白かったですね。
フジテレビが提供している春高バレーも
紙面での扱いが大きいものでした。ちなみに野球で言うと、
春のセンバツ高校野球は毎日新聞社(TBS)、
秋の甲子園は朝日新聞(テレビ朝日)が主催しています。

話を新聞に戻しましょう。

読者の中には新聞の論説・主張を「右寄り・左寄り」と
分けるケースもあるようなのですが、私はあまり気にしない方です。
むしろ大事なのは、放送通訳者という仕事柄、
海外ニュースが満遍なく出ていること。
アメリカやヨーロッパだけでなく、アフリカやアジア、
中南米などのニュースもできれば沢山ほしいところです。

ところで産経新聞で気づいたこと。
それは「元号」が他の新聞と比べて多く記載されていたことでした。
日本における出来事は西暦ではなく元号で、
日本人著者のプロフィールも生年を元号で表していました。

元号。実は「通訳者泣かせ」です。昭和は「プラス25」で
西暦が出るのですが、平成になると大変。
令和はまだ始まったばかりですので、換算しやすいのですが、
これも年月を経るとだんだんややこしくなってくるかも
しれません。

ということで、日本人登壇者の皆様、国際会議で
元号に触れる際には、西暦と合わせてお話くださいませ。
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