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「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]

「通訳者のひよこたちへ」第509回がアップされました。
タイトルは「自分で確かめて」、書籍紹介は
「ズボラ主婦・フニワラさんの家事力アップでゆるゆるハッピー!」
(藤原千秋著、能野友紀子画、オレンジページ、2015年)
を取り上げています。

https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/21789.html

お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

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上空ヘリからのメッセージ [日々の暮らし]


在宅ワークをしていると、実にさまざまな音が外から
入ってきます。我が家の窓は幸いにして結構密閉タイプ
なのですが、それでも防災無線のスピーカーなどは
風向きによってはよく聞こえるのですよね。

緊急事態宣言が発令されてからは、午前10時半になると
市長のおことばが流れてきます。ただ、以前もブログで
書きましたが、毎日連続ですと聞いている方も何となく
慣れ切ってしまうように思えます。エコーを防ぐため、
間(ま)を置いて話しているのは必然的でしょう。
でもそれがなんとなーく「間延び」している印象なのです。
「緊急」度合いが薄れてしまうのですよね。

一方、先日、外出していたときのこと。
上空から何やら大きな音が聞こえてくるため、
空を見上げてみました。すると、防災ヘリが飛んでいるのを発見。
耳に入ってきた音声は「横断歩道に関する注意」の
エンドレステープでした。

ちょうど下校時刻に合わせてだったのだと思います。
上空をかなりの直径範囲でひたすら旋回していました。
内容は、横断歩道を渡る際には左右をよく見て渡ることや、
最近、高齢者の横断中の事故が増えている、というものでした。
「高齢者のみなさん」という呼びかけも流れていたのですね。

ただ、あまのじゃく的な見方をすると、このような
啓蒙活動にも一長一短があるような気がします。
理由は以下の通りです:

1.同じ文言がリピート状態になると、内容よりも「うるさい」と
感じてしまう。または、聞き流してしまい、気に留めなくなる

2.上空ヘリから音が流れてくると、歩きながら上を見上げる
人もいるはず。そのまま、つまずいて転倒する危険性もあるのでは?

3.高齢者向けのメッセージの場合、早口過ぎて聞き取りづらい。
一文を短く、間(ま)を置いてゆっくり話す方が伝わるはず。

このように思いました。

秋の交通安全運動の一環だとは思います。
でも、メッセージというのは「相手が理解して初めて」
効果が出るものです。通訳の仕事をしていると日々それを
痛感するのですよね。
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