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NHK「ニュースで英語術」掲載のお知らせ [掲載]

以下の放送分の翻訳と解説を担当いたしました。

2021年9月20日放送「中国政府 芸能界への統制強化」

https://www.nhk.or.jp/gogaku/news/2109/20.html

どうぞよろしくお願いいたします。

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長寿ラジオ番組 [日々の暮らし]


1年ほど前にTBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」という
朝の番組でインタビューを受けたことがあります。
内容はアメリカ大統領選挙の結果に関してでした。
放送通訳者から見た大統領選挙についてお話したのですね。

番組出演者は元NHKアナウンサーの森本氏、そして
TBSのベテランアナウンサーの遠藤泰子氏がメイン。
日替わりでニュースのコメンテーターが登場します。
平日の6時半から8時半までの2時間番組です。
調べたところ、1990年春から始まった長寿番組です。

以前の私は、「民放ラジオ=広告が多い」ということで
敬遠していました。広告の無い某ラジオ局(と言えば
一つしかありませんが)の朝のニュース番組を聞いていたのです。

けれども森本さんの番組に取り上げていただいて以来、
今ではすっかり愛聴者となっています。その理由は、
以下の通りです:

1.国際ニュースが多く取り上げられている
2.解説者の話と森本氏のフォローが実にわかりやすい
3.時事問題に疎遠だった人でも聞いているうちに理解できるようになる
4.遠藤アナの季節の話題のコーナーが和む
5.「現場にアタック」というトレンド情報が興味深い

などなど、他にもたくさんあるのですが、ざっとこのような感じです。

解説者や森本氏の歯に衣着せぬお話は、時に一般市民の
声を代弁するものでもあり、私たちもそれを機に問題意識を
抱くことができます。

特に私が気に入っているのは、森本さんご自身がニュースの
内容を熟知しているという前提で、様々な
切り口でコメンテーターの解説を引き出しておられる点です。
今まで聞いていた他局の場合、キャスターはその
ニュースを知っている「はず」なのに、あたかも知らないような
口調でゲストの「ご意見を伺う」という雰囲気がしました。それが私には
馴染めなかったのですね。おそらく「あまり状況を
知らない視聴者の代弁者」という位置づけだとは思います。
でも、それも行き過ぎるとわざとらしく聞こえてしまうのです。

CNNの通訳をしていると、ニュースキャスターは年齢を問わず、
そのニュースについては相当勉強した上で、ゲストが
首脳やCEOであろうが、ガンガン鋭く質問していきます。
決して忖度しません。森本さんの番組もそのような感じです。

ちなみに番組についてさらに調べたところ、
タイトルコールや番組のテーマ音楽などは
ここ数年変更されていないそうです。BBCやCNNなども
馴染みのある番組はタイトル名も音楽もそのまま使い続けているのですよね。
私も個人的には、衣替えのように頻繁に変更されるより、
同じままの方が聴いていて安心します。
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