SSブログ

漢字のフシギ [日々の暮らし]

時々ふと漢字の成り立ちについて知りたくなります。
なぜ「紺」は「いとへん」に「あまい」のか、
「早」はどうして「ひ」と「じゅう」なのか
疑問に思うのですね。
そのようなときに重宝するのが漢和辞典です。

今は電子辞書にありとあらゆるコンテンツが搭載
されています。昔であれば分厚い広辞苑や
漢和辞典をひっくり返すところでしょう。でも
今日なら手のひらサイズの電子辞書を開けば
すぐ語義にありつけます。

漢字で最近フシギに思ったのは「偽」という字。
「人(ひと)」の「為(ため)」であるはずなのに、なぜそれが
「偽善者」の「偽」なのかと思います。

「新漢語林」を引いたところ、「為」は
「人が手を加えてつくる」という意味なのだそうです。
つまり、「人がつくりごとをする、いつわる」
ということであると書かれていました。

さらに「為」を調べてみると、「爲」が旧字であり、
これは「爪」と「象」から成り立ちます。
「象を飼いならすさまから、人為的につくるの
意味を表す」と出ていました。

こうして漢字を分解してみると、
意外な意味から成り立っていることがわかりますよね。
気になったので、さらに調べてみました:

好=女+子=元は母と子から成っており、母が子を抱く様子が
美しいさまから

娘=女+良=良い女性から

・・・調べ始めるときりがなくなりそうなので、
今日はこの辺で。
コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。